表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界で百魔夜行の主になる元高校生  作者: 団長
百魔夜行誕生編
3/42

2)モグラのモンちゃん

「ふぅ、、、」


ひとまず気持ちは整理できた。


俺がやるべき事は能力の確認と目的の設定だ、状況把握はこれ以上考えても行動しなければ推測にすぎない。


まず、こいつってどれぐらい強いんだ?


モグラをチラッとみる。


全身汚いが目だけはほんとに可愛いなこいつ。


触りたくはないけど。


こんなでっかいモグラ日本ではいないんだろうな、とか思いながら観察しているときだった。


「うぉっ!」


目の前に文字がでてきた、ような気がする。



名前:なし

種族:ロックモール

魔法:なし

スキル:大地に棲む者

耐性:なし

状態:テイムモンスター



「おぉ〜」


これはちょっと感動する。

魔法もあるのか。


大体はわかるが、スキルがあやふやだな、全部こんな感じなんだろうか。


気になるのは名前が無いところか、俺がつけたりできるのだろうか。

物は試しだ。


「お前の名前はモンちゃんだ!」



『テイムモンスターロックモールの名前が、モンちゃんと設定されました。』



やってみるものだな、正直システムはよくわからないがこうなったら、モンちゃんはもう俺のものだろう。


「これからよろしくな、モンちゃん」


表情に変化はない、目は輝いていて尻尾は動いてるので喜んでいることにしておこう。


「何か敵的なものが出てきた時のために地面に潜っていてくれるか?」


さて、次は自分の情報だ。


注視すれば情報を読み取れるのか?


自分の手を注視する、前に情報はでてきた。


どうやら意思をもって見るだけで読み取れるらしい。



名前:なし

種族:ヒト[役職-テイマー(F)]

魔法:なし

スキル:魔獣使いの心得

耐性:なし

状態:なし



「テイマーかぁ、、」


予想はついていたが残念だ。


正直、当たり職業ではないだろう。


まぁそれは一般論であって、当たりかもしれないし、そうでなくても有用に利用できる自信はある。


魔獣使いの心得というスキルはなにができるかもわからない様子だ。


さっき熊に襲われた時、すれ違い様に一瞬熊にも触れてみたが、テイムできなかった。

おそらくテイムされる側が望むとか、何かしら条件があるんだろう。


それはひとまずいいとして、名前がないのはどういうことだ?


名前も決めれるなら、今の名字も両親のものではなく興味もないので捨てておこうか。


「俺の名前はリン。、、これ誰に言ってるんだよ」


『対象個体ヒトの名前が、リンと設定されました。』


おお!すごい!リン感動!



よしよし、能力の確認は終了と。


次は目的だが、これは当然、目先は能力の向上だろうな。


能力が低いことのメリットで、比較していいものが考えられない。


目標が決まったところで再度歩き出そうとすると、


「モキュッ!」


と音がした。


モンちゃんが土からでて発した鳴き声だが、内心かなりびっくりした。


なにか咥えている。


モンちゃんが地面から何か掘り当てたようだ。


それは、虹色の光が中で乱反射している、なんとも形容しがたい神秘的な宝珠?のようなものだった。



初投稿なので、アドバイスなど頂けると嬉しいです!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ