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理不尽な異世界転移
目が覚めるとそこは......
「ここはドコ??」
「...これって...もしかして..異世界転生ってやつ!?」
~さかのぼること1時間前 都内某所~
「はぁ~何で朝っぱらからイチャイチャしているカップルを見ないといけないんかね。」
俺の名前は風薙 将
高校2年生、引きこもりではないが重度のオタク、さらに非リアである。
そんなこれといって特技もなく日々を二次元とともに過ごしてきた。
今日も今日とてお宝を買い帰宅するところ偶然にも…いや不運にもリア充に遭遇してしまった。
※今は夏休み中である
「ただいま〜」
親が出かけているようなので静かな廊下を抜け俺は部屋に入った
「さてと、深夜のアニメやらゲームのために一眠りしますか」
〜そして今に至る〜
「やっぱ異世界転生って言ったら美少女ヒロインとかチート能力とかだよな?ヤベェテンション上がって来たーー!!」
「キャーーーーーー」
その悲鳴と共に俺の体は猛烈な熱さで覆われた。まさか異世界に来て10秒位で死ぬなんて…?え?死んだ?まさかの人生終了なんてあまりにも理不尽だーーー!!