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第七話 強化合宿?だよ 3

隔週投稿ですいません、単に私の学力が低いからです。

良かったら見ていって下さい。

○三日目○


この日は白いデュラハンとゴリラの種類のモンスターが7体出てきた、あまり変化は無かったので割愛する。



○四日目○


だんだんと日が昇り、今は太陽が丁度真上にあるから大体正午で良いと思われる、しかし少し変だ何時もなら何体かと遭遇してても良いと思うのだそう考えていると。

ブラッディが丁度口に出した。


「おかしいな、全然敵が出て来ない嵐の前の静けさって感じがするな」


「そうですね、何かイベントがあると見て良いと思いますよ」


「てか!お前 シン足元を見ろ!魔法陣が!」


「え?て...うわぁーーーー」


そのままシンは魔法陣にどっかに飛ばされてしまった残ったブラッディの手元には手紙が残っていた。


ーーーside ブラッディ サングーーー


「シンっ!クソッ分断されたのか?ってこれは手紙か、何々?」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ブラッディ サング 殿へ


あなたとシンが一緒では全然試練として機能しない為分断させて頂きました、多分これをクリアした時にはスキルを習得しているでしょう、ご健闘を祈ります。


長老より


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「はは、そうか俺はまだ実力が足りない...か」


薄々は感じていた、シンがけがを負ったのはデュラハンの攻撃と奥義を使った時だけ、ドラゴンの尻尾が当たった時は何故か傷1つ負ってはいなかった。多分そういう技術があるんだろうと思ってはいたが現時点では明らかに自分には使えないと感じていた。


「まあいい、先にスキルを覚えてあいつを抜かしてやろう、あいつの驚く顔が楽しみだな」


空間が歪みそこからモンスターが何体が出てくる。


「ドラゴン二体にゴリラ五体、デュラハン三体そしてフェニックスっぽい鳥一羽か、悪く無いな」


計十一体のモンスターに囲まれながら彼は微笑む、こいつらを倒したらどこまで強くなれるかな?、と


開戦の合図は鳥の雄叫びだった、まずドラゴン二体によるブレスとデュラハンの鉄球フェニックスからの火球が来る、それをドラゴンのブレスを拳の風圧で吹き飛ばし、鉄球を掴みそのまま火球にぶつけて打ち消す。

こちらから殴りに行こうとすると、真横から出て来たゴリラ二体にそのまま吹っ飛ばされる。


「ガハッッ...マジかよ、気付かなかったゴリラ実は暗躍系だったのか、まあいい今の分をお返しするぜ!」


前方に出て来たゴリラに向かって駆け出すが、背後からゴリラに殴られドラゴンの尻尾で真上に吹っ飛ばされる。もう殆ど体力は残ってない、このまま地面に落ちたらgameoverだろう。


(ああ、終わりか付き合ってくれたシンには申し訳ないがしょうがないな、もう一回挑戦しよう、でももし最後に力をくれるなら、俺に寄越せ!!)


その時ブラッディの体が光システム音が鳴り響く、

『スキルを習得しました、頭に浮かぶ詠唱を本気で読み上げてください』


(やっぱり、ファンタジーとかゲームはこうでなくちゃあ、面白く無いな、形勢逆転だ!)


「闇を求めし深淵の神よ、その血筋紡ぐ者に愚かなる力を、我が血を闇に変えて全てを呪う【邪神血気(ナイアーラトテップ)】」


詠唱が終わるとブラッディの体から闇が噴き出し、敵を包み飲み込んでいく、その闇は狂気と混乱を齎すその闇が消えた後には何も残らなかった。

しかし以前ブラッディは落下中で落ちたらgameoverは変わらない、どうしようかと考えているといきなりインベントリから龍が出て来た、大体身長5メートル位で卵から孵ったのは分かるが流石にサイズが合わなすぎる。


(まぁ、これで助かるんだから細かいことは気にしない方が良いかな)


そのままブラッディ地面に降りた。

そして、その龍のフレーバーテキストを読んでみる。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


邪龍 ニーズヘッグ


原初なる存在が大切に育てていた世界樹ユグドラシルの根を齧った為邪龍に指定された、少しお馬鹿な龍である、しかし強さは折り紙付きで負ける事は無いだろう。

※名前を付けてください ※鑑定でのみステータスを確認出来ます。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「あ〜多分お前あれだよな、俺のスキルに合ったやつが出て来たよな、まあ良いかお前の名前はアーバイムだ、宜しくな」


「ガルガル」


「おっと」


一声鳴いた後アーバイムはブラッディの右腕と同化した、ブラッディの右腕には龍のような痣がついている。

“シュン”

少ししたらいつの間にか元の老人がいた家に戻っていた。


「どうじゃったかな?強化合宿は楽しかったら良かったのじゃが」


「楽しかったですよ、まあ実力の差を感じましたが」


不思議な問いをした老人にブラッディはそう答えた。


「そうか、じゃあシンが戻るまで待つかのあ奴はもっと厳しいことになっとるからの」


「そうですね」

読んで頂き有り難うございます。

次の回はシンの回です。


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