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第四話 超越者と獣人について上級

ちょっと病気で寝込んだり、英検あったり、忙しくて遅れました。見てくださると幸いです

僕達はあの後目的の場所に向かって走っていた。そこで僕はふと思ったことを聞いてみた。


「そういえば兄さん、何で獣人ってテイム出来るの?プレイヤーなのに良いの?」


「それはだな、このゲームはどんな道でも通っていける、どんな事もプレイヤー同士なら良いよって感じのテーマだから、悪の道でも善の道でもってな」


「へー、珍しいねそんな事考えるとこあんま無いと思うんだけど」


「まあ、それは表の理由で」


「オモテの理由?」


フウカがいきなり話に入って来たことと、表の理由という言葉に少し固まってしまった。やっぱり僕は女性が苦手であるようだ.....。


「そう、実はね開発局長が動物が好きだけど、動物アレルギーだからでこっちでも動物見ると発作が出るから獣人でも良いから飼ってみたいって所から来ているらしいよ」


「あ、後な悪魔とか天使とかも契約できるみたいだぜ獣人だけじゃ差別感があるからって」


「あ!実はね聞いた話なんだけどβである子が路地裏に入ったのよ、そしたらイベントが発生して○○○○って言う選択肢が出たんだってって、発音できない!凄いねこれどうなってるの!?○○○!○○○○!」


「おいやめろ、俺には聞こえるんだから、多分年齢制限だろ、後ウチの弟に変なこと吹き込もうとするな!」


「ハハ、ハハハ、はー」


僕は笑うしかなかった。


「ねー何してるの〜、何で仲間はずれ〜?」


「良いのよまだ貴方は聞かなくて」


「ぶーぶー」


「そろそろ着くぞ、ほら超越者用クエの場所 通称 創造者爺さんの家だ」


僕達は30分くらい走ってようやくクエスト間の目的地まで着いた。


「じゃあシン行ってこい、頑張れよ」


「頑張ってね〜」「頑張って下さい!」


「はい、じゃあ行ってきます.....

ここか、じゃあ始めるか」


クエストの方に向かって開始音声を言うと.....


「「失礼しまーす!」」


「ん?」「ん?」


「おお、来たかささっ入ってくれ二人共一緒にな」


何故か声が被ったり、二人共と言う単語が聞こえた気がしたけれど気にしないことにして僕はお爺さんについて、家に入っていった。


「じゃあ話を始めようかのう、その前にお茶を持ってくるから二人とも待っていてくだされ」


そう言ってお爺さんは奥に消えていってしまった。そして僕はちょっとした疑問を解消することにする。


「それで、えーとあの〜、貴方は?」


「人にものを聞く時は自分からだろ、普通、まあ良い俺はブラッディ サングだ宜しくな」


「僕はシンです宜しくおねがしますね」

(えっと、ブラッディは血で、サング..サング...あ!フランス語で血だ!って何だよ、めっちゃ被ってるじゃん!)


「ほれ、お茶をじゃ今朝市場で買ってきたものじゃけど」


「「有り難うございます」」


「先ずは『超越者』の能力についてじゃの、神話として話すから聞いておれ


我等が主 創造神 ウォート・リリー様は最初に自分がいなくなった時のために“創造者”を造られた。


次に自分の一部のコピーとして“神族”


星の核としてエネルギーを秘めた“魔水晶”


そして星に起こる“現象”


生ある者として“動物”


善を司る者“天使”


その反対として“悪魔”


そして神が星を治めやすいように“武具”


人な為のターニングポイントとして“偉人・英雄”を配置した


それからもしそこに辿り着くならばと“魔法”


そして人々の“望み”も具現化した


最後に増え過ぎた物を削除する者として“破壊者”


と言うわけじゃそれゆえに能力に番号が振ってある」


「「へー」」


「それと、これから試練をするんじゃが二人一組だから御主ら一緒にやってもらうぞ、もし相手の強さが心配だったら手合わせしてみたらどうかの?」


「ふっ、そうだなシンよ、お前の実力がどの位か試してやろう、さあ勝負だ!」


「はい、宜しくお願いします」

(て、何で上から目線...まあいいか)


“修練場”にて


「では、行くぞ!ハァッ」


「フゥッ!おらっ」


「くっ」


相手の右ストレートを左手で弾き、そのまま腕を掴み投げようとするが、力が伝わる前に放してしまう。


「フウッッッ!」


「ぐはっ」


一歩で相手に迫って撃った右の拳は相手の腹にクリーンヒットする。


「フフフ、強いな...此方も本気で行かせてもらうぞ!!(スタンス)“陽炎”!!」


「それだけですか?ハァッ!...へっ?」


もう一度ブラッディに殴りかかるが当たらずにそのまま空振ってしまう。


「普通にやったら当たりませんね、それ」


「当たり前だろう、うちの道場の最終奥義だからな」


「では、こっちも(スタンス)“虚”」


その言葉を発した後シンの体の力が抜けるように見える、そして目のハイライトも消えている。


「……!」


「当たらんよ」


一発踏み込んで右拳を放つが躱されるが、それは想定内とし、何も無いところに上段蹴りを入れる、常人なら分からなかっただろうが、今の感覚を研ぎ澄ましたシンには関係無い。


「ぐはっ...やるな......」


パタッとブラッディが倒れた所で戦いを終わりにする。


「終わった...疲れたー、“虚”久しぶりに使ったけどまあまあいけるな」


「終わったかの」


さっきの老人がやって来た。


「これから二人で、別エリアで一週間分過ごしてもらうぞ、現実世界では二時間しか経ってないから安心するがよい、その中でスキルを発現させなさい、では一週間分」


そう言うと足元が光りだす。


「ちょっと待ってお爺さん、まだブラッディ倒れt」


全て言う前に飛ばされる。そしてシンはふと思う。


(何で僕のまわりの人達は最後まで話を聞かないんだろう...)


と。

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