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第十五話 忘れられてた気がする

休日だったので

 あの後マギトと別れてから1日レベル上げをしていた、そのおかげでレベルは30に成ったけどここの階層じゃこれ以上上げるのは辛そうだ。

 今日は三月二十八日でゲーム開始から三日目だボス攻略は三十日に予定されている、まあ自分は出る気は無いが。

 それより少し聞いてほいしいマギトと別れてから一人で狩りをしていたのは良いものの寂しくなって来たのでプレイヤーが集まる集会所に『超越者です、誰かパーティーに入れて下さい』と書いたプラカードを持って座っているのだが、こっちを見る人は多くても話しかけてくる人は居ないどうしてだろうか?


(本当は理由分かってるよ...でもここまでスルーされると悲しくなって来る)


「あの〜、すいません自分一人なんですけどパーティー組んで貰えますか?」


(よし!来たー!)

「はい、大丈夫ですよと言うかこちらからお願いしたいですニャ」


そこに居たのは自分より少し身長が高いくらいの天使族で赤髪の女の子だった、容姿は良いし引く手数多だと思うのだが?


「私はリンナと言います天使族なのですが職業が『負荷術師』なのでパーティーには入り辛いし誘って来る人は下心の見える男の人しか居ないので」


「?『付加術師(エンチャンター)』なら普通に人集まるんじゃ無いのかニャ?」


「いやそうじゃなくて『負荷術師(デバッファー)』です『付加術師(エンチャンター)』が居ればデバッファーは要らないので」


「そう、じゃあパーティー組んで一緒に狩りに行きましょうニャ!」


「はい!お願いします」


〜〜〜〜〜お菓子なジェルの森〜〜〜〜〜


「いや〜、やっぱりレベル上げはここが効率良いですニャ〜、HPが少ないのにレベルが高い奴ばかりですニャ」


「ははは、お強いんですね超越者は不遇〜とか言われいるのに」


やっぱり経験値の美味しい『お菓子なジェルの森』に来ていた、シンが風魔法でジェルを押さえつけながらリンナが魔法を使う為のメイスで叩いて倒している、これによってリンナに多く経験値が入るようになっている。


「あれ、ここって?」


森の奥深くに入ってきたせいか前に『ハニー・スポンジ・ベアー』と戦った広場についてしまった。


「ああ、ここは裏ボスがいた所だよ友達と二人で来たんだけど全然歯が立たなかったニャ〜」


「そうなんですか〜」 “ドンッ”


その音は背後から聞こえた、そしてシンはそのままエリアに入ってしまった困惑するシンその背後には悪魔に姿を変化させた“リンナ”がいた。


“WARNING WARNING WARNING WARNING”


「な、なんて事するんだニャ!!」


「すいません〜実は私『負荷術師』なんかじゃなくて〜悪魔族の『詐欺師』なんです、あなたの事知ってますよ〜『超越者』のシンさん貴方がこのモンスターを倒したのと倒したパーティーには凄い武器が送られるのを」


「くそっ!!」


(倒すのは容易だ、しかし、それではあの女に武器を渡してしまう事になるこの結界も全力で叩けば壊れそうだが時間が掛かってしまうどうすれば...)


“ポンッ”


音がしてシンの胸から青い兎が描かれたTシャツを着て下は白いミニスカートを履いた青髪にウサ耳の少女がでてきた、身長はシンとあんまり変わらない。


「よっ、御主人お待たせ〜ちょっと成長するまでに時間かかっちゃって出てこれなかったんだ〜」


「うん...!ああグラスかあれから姿を見せなかったからどうしたかと思ったニャ」


「御主人、私の事忘れてなかった?」



「ソ、ソンナコト アルワケナイジャマイカ (汗汗)」


ジト目でグラスがシンの方を見つめてくる、シンは少し棒読みになりながら答える。


「まあ良いよ、ピンチなら助けるのが私の役目熊は任せて!、グラスいっきまーす!!」


そう言うとグラスは熊に向かって駆け出していった。


「さて此方もどうにかしなくちゃな『首輪解除』、『始終星水晶』世界に干渉する事のなかった浮世離れの白刀」


手に出て来たのは白い太刀で鍔が無く何処からが刃なのかも分からないような形をしている。

それで結界を切るとそのまま結界は崩壊した。


「御主人こっちも終わったよ、ハイこれ」


「早いな、何だこれ?」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ハニー・スポンジ・ベアーの召喚石


敵を倒さずに従えた証の結晶、ドロップ品の代わりにこれが落ちる、何回でも使える。


『召喚 蜜菓子熊』 蜜菓子熊を召喚し攻撃する。

インターバル 10分

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「まあ良いや、これで詰みだよリンナさあ罪を償って貰おう」


「ひえっ」


「「喰らえ合体魔法(ユニゾンマジック)」」

「《始終星水晶》スターダストシュート」

「「アーンド」」

「《森羅万象》星の降る日」


「「ユニゾン、『スターエンド』」」


色とりどりの隕石がリンナに降り注ぎリンナが弾け飛んだ、自然はシンが神風術で調整した事により無傷だった。


「え〜と、グラスこれから宜しくだニャ」


「勿論だ御主人その為に私は生まれて来たんだから」


はーい、一応グラスがヒロイン枠だと思われます?


後グラスのスキル

『森羅万象』 自然を知り、万物を操る

『天候操作』 そのまま、天候を操作する

『形態変化』 兎と人間を自由に変化する

『空蹴り』 ジャンプで空を蹴り空を飛ぶ

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