↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アウターマウカー ~セイント.ワールド.ゼロ.オブ.ゴッド.フォー~  作者: 南かずしげ
C.【アウターマウカーの国編】

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

76/105

76.C【結果】

    【24】


●化物島(テミスモイラ)

◎タレイア町 (第六の事件:続)

 『窃盗事件の結果』[未解決編]


※残念ながら今回はここまでのようです。


 【アウターマウカー】


   [M32/10月]


化物島(テミスモイラ)の北東部にある街 "タレイア" の町の某所にある『アルヴァロス専用の研究施設』に侵入してきた窃盗犯で組織の新入りの男がアルヴァロス・X・ラピッドマンや〈アウターマウカー〉(ステージ3)や警察官たちによって捕縛されてしまった。

先程までは天井に吊り下げられていたが現在(いま)は地面に降ろされて座らされていて全身が黒色の鉄の鎖に繋がれていて身動きがとれない状態が続いていた。



登場人物

①アルヴァロス・X・ラピッドマン

②〈アウターマウカー〉(ステージ3)タイプA

③〈アウターマウカー〉(ステージ3)タイプB

④ディケ・ディネレス

⑤新人の女性刑事(クロト・警察官)

⑥担当の婦警(クロト・警察官)

●敵

⑦組織の新入りの男



ペタリと座り込んでいる組織の新入りの男の周囲にはアルヴァロスたちが見下ろすような形で話しかけてきた。


⑦「……」

①「……」

②「一度忍び込んできた事件現場にもう一度忍び込む犯人(ヤツ)はマヌケを除いて2パターンぐらい考えられると思う。」

③「ひとつは犯人が自分の証拠となる物(モノ)を事件現場に残してしまった時と……もうひとつは本来ならば別の物(モノ)を盗みたかったのに盗み出すことができなかった時だが……」

⑦「……ぐっ」

②「……どうやらお前は後者のようだなぁ~!」

⑥「でも…中にはもう一度…事件現場に戻ってくる犯人も結構いますよね?」

⑤「ええ 確かにそういうのもいますよね。」

④「まぁ そういうのは愉快犯とか神経質な犯人とかじゃないかなぁ~。」


①「アレが欲しいから戻ってきた…と言うことだな。」

⑦「…っ!?」

①「だが…無駄だったようだな。 アレだけは研究データなどの資料を紙にしていないので…ここをいくら探しても見つからないぞ。」

⑦「なっ なにっ!? そんなバカなっ!?」

①「アレの研究データは頭(ここ)の中にあるのだ。」

そういうとアルヴァロスが自分の指をトントンと頭に当てて叩いていた。


⑦「くそっ! そんなバカなっ!? 畜生ぉーーっ!?」

その新入りの男が動けない身体を小刻みに震わせていて絶望的な驚愕と混乱をしていた。


①「お前が本当に欲しかった研究資料はおそらくは『〈アウターマウカー〉(ステージ4)への道』だと思うが……だいたいそんな大切な資料を紙にする訳がないだろう!?」

②「ふん その通りだ! このマヌケめ!! "いくら貴様でも" アルヴァロスの脳ミソからその重要な資料やデータだけを引き出せるのか!?」

③「ああ まさにその通りだ! "いくら貴様でも" そこまでの技術や能力があれば我々も少しは認めてやろう! このマヌケめ!!」

⑥「……え?」

⑤「あのー 皆さん……一体何を言っているのですか?」

④「ええ なるほどね そういう訳ですか。」

⑦「……くぅっ……」

⑤⑥「……?」


①「まぁいい そういうことだからお前の探し求めているモノはそもそも存在しないのでもう諦めろ!」

②「くっくっくっ 残念だったな。 お気の毒にな」

③「さぁもういいだろう その男をさっさと連れていけよ。 後の詳細な犯行や事情などは警察署に行ってから話してもらおうか。」

④「はい 判りました。」

⑤「ほら 来なさい!」

⑦「うぐぅ! うがぅ!」

⑥「ほら 早く!」

⑦「ち 畜生ぉーーっ!!」

動揺して身体をわなわなと震わせている新入りの男を立たせて逮捕して警察官が連行していき外に連れ出していった。


そしてその様子をアルヴァロスや〈アウターマウカー〉たちが見送っていた。


あとに残ったアルヴァロスたちが―――

①「……」

②「あの男はわざわざ捕まる為にここに来たのか?」

③「さぁな そもそもあの男は一体何しに来たのか…未だによく解らない。」

④「彼は本当にその幻の研究データだけを求めてここに来たのですかね?」

⑤「ここは取調室でこってりと犯人を取り調べなければいけませんね。」

③「あの男が素直に自供してくれればいいがな。」

②「まぁいい そこはこちらでも考えるさ。」

⑥「あのー あとの組織の者たちは一体どうなるのでしょうか?」

①「残念だが…組織の他の者たちが既にこの島にいなければ…もう追跡しようがないのだ。」

②「ああ 警察には縄張りと言うモノがある。 他の国に行ってしまった犯人をここの警察官が追跡することができないのだ。」

③「あとはその国の警察官に任せるしかないのだ。」

④「…はい…」

⑥「国際的な捜査協力要請とかはできないのですか?」

⑤「まぁー 無理でしょうね ここの政治家では……ね。」

④「そうね でも…厳しいけど…頑張って引き続き捜査するしかないわね。」

①「ふむ 確かにそうだな」


アルヴァロスたちは組織の新入りの男を犯人として捕まえていて一応は目的を果たした。

おそらくは組織のその他の犯人はもう研究施設には来ないだろうから……な。



   ―-―-―-―-―



   『これで幕引き?』

 組織の新入りの男がここで逮捕!

  ―――――――

化物島(テミスモイラ)の北東部にある都市 "タレイア" の町の某所にある『アルヴァロス専用の研究施設』が何者かによって侵入されており 全ての研究資料データが盗まれる『窃盗事件』が発生したが……結局のところは再度侵入してきた組織の新入りの男だけが逮捕された。

これで本当に幕引きとなってしまうのか!?



   『化物の国』

〈アウターマウカー〉所有の化物島(テミスモイラ)にある街の情報(データ)を表示したものである。

 [見方]

街の名前

場所:人口(人数)

施設:様々な建物の多さ

 A(多数).B(普通).C(少数)

交通:交通機関と手段の拡充

 A(便利).B(普通).C(不便)

発展:街の発展度合い

 A(最高).B(普通).C(最低)

人口総数:島内に居る人間の総人数

  ―――――――

 【テミスモイラ】

 [クロト]

◎北西部:2200人

●施設:A 交通:A 発展:A

 [ラケシス]

◎中央部:2200人

●施設:A 交通:A 発展:A

 [アトロポス]

◎南西部:2200人

●施設:A 交通:A 発展:A

 [タレイア]

◎北東部:600人

●施設:B 交通:A 発展:C

 ※人口総数:7200人

〈アウターマウカー〉

 [ヘスティア]

◎南東部:52500人

●施設:B 交通:A 発展:C



    【備考欄】

今回の『窃盗事件』は結局のところは未解決のままであり犯人・犯行の全容や盗品の返却などはまだ不明のままである。

組織のボスや幹部たちの多くは既に化物島(テミスモイラ)から脱出していて遠くの方に逃亡してしまったからである。

あとはこれから一体どうなるのか静観して様子を見てから判断するしかない。


今回の事件はまだ未解決ですがここで一旦終了します。



   【三章・完結】

これで【アウターマウカーの国編】は終了しました。

短い間ですがお付き合いいただきありがとうございました。

また新章でお会いしましょう。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。