65.C【夜道】
【13】
●化物島
◎ラケシス町 (第四の事件?)
『…一人で怖い夜道』
※『これが幽霊の仕業だったら本当に怖いです!』
【アウターマウカー】
[M32/7月]
悪魔的化物〈アウターマウカー〉が支配する化物島にあるラケシスという街で起きた出来事である。
ある日の夜
ある一人の成人女性が仕事の帰りに夜道を歩いていた。
しばらく歩いていたのだが背後の方から不思議で異様な気配や視線を感じていた。
その女性が不審がっていて立ち止まり後ろを振り向いて見るが……そこには誰もいなかった。
「……おかしいわね? 後ろに誰かが居た様な感じだったんだけど……?」
その女性は再び前を向いて歩いていた…が…またしばらくすると背後から不思議で異様な気配や視線を感じていた。
彼女はまた立ち止まり後ろを振り向いて見るが……やはりそこには誰もいなかった。
「……何? 一体なんなの? ……何かがおかしいわ?」
彼女は身体ごと後ろを向き辺りを見渡していた…が…夜なので辺りは暗くまた人の姿も気配も視線も何もなかったのである。
「なんで!? どうして!?」
彼女はまた前を向いて再び歩き始めていて今度は早歩きで歩いていたのだが依然として背後から迫る不思議で異様な気配や視線は消えずに家に着く最後の方はほとんど走っていてなんとか無事に自宅に到着した。
「はぁはぁはぁ はぁ~ い 一体なんなのよぉ~?」
彼女が先程通った通り道は至って普通の通り道なのだがよく不思議で異様な気配や視線を感じる場所であり必ず「夜」・「女性」・「一人」の時に起こっており何人かの女性も既に体験しているのだが実際にまだ事件が起きていないので警察も動けないでいた。
登場人物
①アルヴァロス・X・ラピッドマン
②エリオット警部(警察官)
③〈アウターマウカー〉(ステージ3)
ある日の朝
アルヴァロスが住む別荘にて
クロトの町の北側のはずれに別荘がありアルヴァロスは庭に出ていて庭にあるテーブルとイスのイスに座りテーブルの上に両足を置いて何かの本を読んでいた。
するとそこにエリオット警部と〈アウターマウカー〉(ステージ3)の一体がアルヴァロスを訪ねにやって来ていた。
③「…よぉ…」
〈アウターマウカー〉は心なしか少し沈んだ表情をして話しかけてきた。
②「…どうもです…」
エリオット警部も同様に少し沈んだ表情をして話しかけてきた。
①「おいおい 勘弁してくれよ! 朝っぱらから そんなシケたツラを見せてくるな! それで何かあったのか?」
②「はい ラケシスで起きている出来事を知っていますか?」
①「…ラケシス…?」
②「はい 夜道の話しです。」
①「…? なんだと? なんだ それは…?」
③「ああ それは…ここ最近ある特定の通り道で夜…女性が一人で歩いていると背後から異様な気配や視線を感じるそうだが…。」
②「ただでさえ 夜一人で怖いのにそこにきて後ろから異様な気配やら視線やらはさすがにキツイですよね?」
①「ほう そんなことが…?」
③「ああ そうらしい」
①「…だが エリオット警部 ラケシスで起きている出来事ならば君の管轄外ではないのか?」
②「はい 実はラケシスの警察署から応援要請がありまして…それで今回はクロト・ラケシス・アトロポスの合同捜査となりました。」
①「…捜査? ちょっと待て 何か被害でも出たのか?」
②「いいえ 特に何も…」
③「だが 近隣住民は困っている あの通り道は普段から通勤・通学で使用しているから精神的な被害はもう出ている。」
①「…そうか なるほど…」
②「あのー まさか! まさかと思いますが…ひょっとして…幽霊の仕業では…!?」
①「ふふふ 幽霊か? もし本当に幽霊の仕業ならば我々にできることは何もないな いくら私といえど幽霊を捕まえることはできないからな。」
③「ああ 我々にもできないな そんなことは 第一 仮に捕まえたところで裁くことなどできないよ。」
②「ですよねぇ~~」
③「一応 犯人は通り魔的な変質者…身体的・生命的な被害が出ていないので そのあたりが妥当であろうな。」
②「それか幽霊ですかね?」
①「……」
アルヴァロスは少し考え込んでいた。
③「…どうした?」
②「…?」
①「…もうひとつ…心当たりが…ある…」
②「えっ!? それって!?」
③「…まさか!!」
①「…ああ 〈アクナディオス〉だ…!」
②③「!!!」
③「うっ う~~む なるほどな 確かに…奴らの仕業という可能性もある。」
②「…だとしたら 尚更 厳しいですよね。」
③「今度こそ 遅れはとらん…と言いたいところだが…奴らの方が一枚上手だからな。」
①「……」
②「……」
③「……」
①「と とにかく もう少し情報を集めてくれ 今は何とも言えない それと夜道での地面に不自然な "影" がないか…ついでに調べてくれ。」
②「はい 判りました。」
③「…〈アクナディオス〉…」
今度はラケシスの町で新たな出来事(事件?)が発生していた…。
―-―-―-―-―
『ラケシスにて』
※『これが幽霊の仕業だったら本当に怖いです!』
今回はラケシスの町で起きた不思議な出来事でありアルヴァロスに相談しに来ていた。
―――――――
悪魔的化物〈アウターマウカー〉が支配する化物島のラケシスの町である特定の通り道で起きた不思議な現象。
一度は体験した人もいるかもしれない…夜道を一人で歩いていると誰もいないはずの背後から何かの気配…あるいは視線を感じる事を…。
一体何なのか!?
事件(人間の仕業)なのか…怪奇現象(幽霊の仕業)なのか…それとも化物(〈アクナディオス〉)の仕業なのか…?
ふふふ…次回をお楽しみに…。
『化物の国』
〈アウターマウカー〉所有の化物島にある街の情報を表示したものである。
[見方]
街の名前
場所:人口(人数)
施設:様々な建物の多さ
A(多数).B(普通).C(少数)
交通:交通機関と手段の拡充
A(便利).B(普通).C(不便)
発展:街の発展度合い
A(最高).B(普通).C(最低)
人口総数:島内に居る人間の総人数
―――――――
【テミスモイラ】
[クロト]
◎北西部:1030人
●施設:A 交通:A 発展:B
[ラケシス]
◎中央部:1045人
●施設:A 交通:A 発展:B
[アトロポス]
◎南西部:1035人
●施設:A 交通:A 発展:B
※人口総数:3110人
〈アウターマウカー〉
[ヘスティア]
◎東部:52000人
●施設:B 交通:A 発展:C
【備考欄】
1.エリオット氏はクロトの町の警察官であり階級は警部で残念ながらまだ独身である。
クロトの警察署に勤務しており現在は "特殊捜査強攻課" の刑事班の主任をしていて実は意外だが彼の下には結構 部下がいるのである。
2. "特殊捜査強攻課" とはクロトの町の全域が担当であり捜査する事もできて必要に応じて敵・犯人に強攻する事が許されており刑事班は拳銃の携帯も許可されている。
役職は上から課長→係長→主任→平刑事の順である。
3.何でか解らないがエリオット氏は普段から単独で行動している様なのだが…刑事班は基本的には単独では行動しないのである。(最低でも2.3人で行動)




