05.A【挟撃】
【アウターマウカー】
登場人物
①アプリア・ロア・アルドニア
②ファニーラ・マグナルドス
③ラーナ・フォルス
④アルヴァロス・X・ラピッドマン
⑤ジェンビー・ジャック・ジェッド
⑥ジャッカル・ヴァース
2月
欧州地域
【イギリス】
夜[郊外]にて
アプリアが化物と戦っていた。
「がああぁ」(化物の鳴き声)
①「はぁーっ!」
ザァン!
アプリアは化物の左腕を斬り落とした。
「ぐがああぁ」(化物の悲鳴)
化物はアプリアに攻撃した。
サッ!
①「よっ!」
アプリアはその攻撃を避けた。
化物は魔法を発動した。
【攻撃魔法】
《ダークノヴァ》を使用
黒き閃光がアプリアを襲う。
①「はぁーっ!」
ブァチィーン!
アプリアは『エクスカリバー』で『ダークノヴァ』を弾き返した。
ドォーン!
「があぁー!」
化物は自ら放った自分の攻撃魔法に直撃した。
①「とどめよ! 『天魔猛虎』」
『エクスカリバー』を十字に切って大地の巨大虎を造り出し高速で化物に攻撃した。
ドォーーン!
「ぎゃあああ」(化物の断末魔)
アプリアは化物を倒した。
①「…ふう…」
④「相変わらず強いな アプリア」
アルヴァロスが現れた。
①「…アルヴァロス…」
④「最近の化物共も強くなってきたな…」
①「…例の『悪魔ウィルス』のせい…?」
④「…ああ 『悪魔ウィルス』の性能がよくなってきたようだな…」
①「…そうね…」
④「ふむぅ 『悪魔ウィルス』は私の方で調べておく…」
①「お願いね」
④「ああ」
翌日の夕方頃
[空港]にて
ファニーラとラーナの二人はイギリスに到着した。
②「着きましたね。 イギリス」
③「ええ 早速ホテルに行きましょう。」
ファニーラとラーナの二人は[ホテル]に直行して部屋に着いた。
③「さっさとシャワーを浴びましょう!」
②「ええ そうね」
二人は早速シャワーを浴びた。
②「ねぇ 晩ご飯を食べに行きましょうか?」
③「ええ そうね」
二人は[ホテル]内にある[レストラン]に行った。
②「美味しいですね」
③「ええ 本当に」
二人は晩ご飯を食べ終わり部屋に戻った。
②「そろそろ休みましょうか。」
③「そうね 調査は明日からにしましょう。」
②「ええ そうね」
ファニーラとラーナの二人は休んだ。
ガタッ!
「キャー!」(女性の悲鳴)
②「…うっ…」
ファニーラは悲鳴と物音で起きた…
「ギァーアッ!」(男性の悲鳴)
②「…何?」
③「…悲鳴?」
ラーナも起きた。
②「…外で聞こえた…?」
③「…外?」
ファニーラとラーナの二人は窓から外を見た。
真夜中で起きた惨劇を目の当たりにする…
②「…化物?」
③「外に出るわよ!」
②「うん」
ファニーラとラーナの二人は外に出たら化物がホテルの目の前で暴れていた。
「があああぁ」(化物の鳴き声)
「ば 化物だー!」
「キャー!」
②「嘘でしょ? こんな所まで…?」
③「行くわよ!」
イギリス警官隊と化物が激しく交戦していた。
しかし警官隊は化物に全く歯が立たなかった…
③「あたしが戦うわ!」
②「…え?」
ラーナは魔法を発動した。
【攻撃魔法】
《エネルギーサマー》を使用
ズゥン!
水属性の光線が化物に直撃した。
「があああぁ」
化物はラーナに攻撃した。
サッ!
しかしラーナはその攻撃を避けた。
ザァン!
ラーナは化物の左腕を斬り落とした。
「があああぁ」
③「一気に行くわよ! 『天魔……』」
化物がラーナに攻撃した。
サッ!
ラーナは何とか化物の攻撃を避けた。
③「…くっ 技が…?」
アプリアは魔法を発動した。
【攻撃魔法】
《グランドフラッシュ》を使用
ズドォーン!
地属性の大型光線が化物に直撃した。
「があぁ?」
化物が怯んだ。
①「今よ!」
③「…! 『天魔湖散』」
『ニーベルング』を十字に切って濃霧を発生させて巨大流水を放出させて化物に攻撃した。
化物の背後からアプリアが攻撃した。
①「『天魔猛虎』」
『エクスカリバー』を十字に切って大地の巨大虎を造り出し高速で化物に攻撃した。
ズドォーーン!
「ぐがあああぁ」
化物は挟撃されて化物は倒れた。
幸い死亡者はゼロだった。
警官隊は負傷者の手当てをしていてやがて救急車がやって来た。
アプリアとラーナの二人のおかげで事件は大事にならずに解決してファニーラも無事だった。
③「やったわ!」
①「…ふう…」
②「やりましたね!」
③「ありがとうございます。 アプリア【ゼロ】!」
①「いいのよ あなたもよくやったわね!」
②「…え? 【ゼロ】ですか?」
①③「…ふふふ…」
この事件を遠くのビルの屋上で見ていた男達がいた。
⑤「ちっ! あの娘共め! 余計な真似しやがって! 消してやる!」
⑥「俺の正体を知る者は許さない! 消えろ!」
ジェンビーとジャッカルの二人はファニーラやラーナたちの方に向けて手をかざし照準を合わせた。
⑤⑥「…死ね!」
④「…待ちな…」
⑤⑥「!!」
ジェンビーとジャッカルの二人は慌てて後ろを振り向いて見た。
そこにはアルヴァロスが立っていた。
⑤「な なんだ? 貴様は!?」
⑥「いつの間に俺の後ろに?」
④「貴様達の相手は私がしようか…!」
つづく
【攻撃魔法】
《グランドフラッシュ》
(元素:地&破壊魔法)
『究極大地(閃)魔法』
地属性の極大光線を放出して敵に砲撃する。
(アプリアの最強魔法)
【聖剣所有者のルール】
聖剣所有者が奥義(必殺技)を使用するとき必ず名前の頭に『天魔』と付ける傾向にある。
全員が意識して付けている訳ではないが何故か全員が付けている。
何故『天魔』を付けるのかその由来の詳細は不明。
【剣術・奥義】
『天魔猛虎』
(地属性剣技)
聖剣『エクスカリバー』を十字に切って大地の巨大虎を造り出し高速で敵に攻撃する。
(アプリアの必殺技)
【剣術・奥義】
『天魔湖散』
(水属性剣技)
聖剣『ニーベルング』を十字に切って濃霧を発生させて敵の視界を奪い巨大流水を放出させて敵に攻撃する。
(ラーナ・フォルスの必殺技)
《登場人物紹介》
【ジェンビー・ジャック・ジェッド】
年齢:35歳
身長:177cm
イギリス出身
イギリス北部のテロリスト『イリニス共同戦線』の戦闘員である。
南部の『イリニス協同戦線』とは敵対している過激派組織。
名前や経歴は偽装されていて詳細は不明 単独行動しているので住処やアジトも不明である。
組織幹部の指示で行動しているプロの殺し屋であり暗殺に特化されている。
ガーク・リジェックとも戦っていてその際にはシーラ・ラトファルトの父親を殺害している。
フランスに渡り仕事でマイン・フォルスの暗殺を依頼されたが逆に返り討ちにあい撃退されてその後は消息不明になる。
だが消える前に一人のサラリーマンに『悪魔ウィルス』の注入を成功させた。
因みにジャッカル・ヴァースとの関連性はなく各々の信念で動いていた。
【攻撃魔法】
《デスドライヴ》
(波動&破壊魔法)
超音波(無色透明)の光線で敵を貫く。
その後はまたイギリスに現れアルヴァロス・X・ラピッドマンに倒された。