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アウターマウカー ~セイント.ワールド.ゼロ.オブ.ゴッド.フォー~  作者: 南かずしげ
B.【悪魔的化物の王国編】

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29/105

29.B【01】

   【新編突入】


今度は南アジアを舞台に国取りの王国争奪戦が展開される事になる。


〈アウターマウカー〉は果たして王国を手に入れる事ができるのか?


 【アウターマウカー】

     [新編]


   ◆◇◆◇◆◇◆


1.イギリス北部のある町で凶悪なテロ事件が起きた事によりイギリス北部の行政府は壊滅的ダメージをうけていた。

それによりイギリス国内では混乱が起き国力が著しく低下する事になり化物関係による甚大な損失は欧州地域の国々にも多大な影響を与えた。

その為イギリスやイタリアなどの被害国をはじめとする欧州地域の国々の代表がオランダに集まり今回の出来事の報告からテロや化物の対処方法や被害国の支援方法や各国の情報交換などを協議していた。



2.オランダには『世界魔法評議会』の本拠地(本部)があり『世界魔法評議会』でも今回の出来事をうけて連動して今後について協議していた。

話題になるのが最近になって世界中で活発化していて各国に潜伏しているテロリストの存在である。

テロリストたちは今でも化物のもととなっている『悪魔ウィルス』の製造を行っておりそれに伴い化物たちの数も少しずつ増えてきていた。

これには欧州地域の国々や『世界魔法評議会』も憂(うれ)えておりなかなか進まない議論が続いていた。



3.【ゼロ】でもある『アイザック・グラディデンス』と『アルヴァロス・X・ラピッドマン』と『アプリア・ロア・アルドニア』の三人も『世界魔法評議会』の協議に参加していた。


「はぁ~ 無駄な協議よね~」

アプリアが愚痴(ぐち)を言い始めた。


「はぁ~ 退屈ね~」

アプリアがまた愚痴(ぐち)る。


「確かに退屈な時間だな」

アイザックもつられて愚痴(ぐち)を言い始めた。


「……ふん」

アルヴァロスはそんな二人を見てあきれていた。


「…なんか… もう …飽(あ)きてきたな…」

アイザックはつまんなそうに話した。


「そうね~ ふぅわぁ~~はっ …眠い…」

アプリアは眠そうにあくびをした。


「……」

アルヴァロスは静かに目を閉じて瞑想(めいそう)していた。


続いてアプリアとアイザックも静かに目を閉じた。


こうしている内に『世界魔法評議会』の協議は無事終了してアイザックとアルヴァロスとアプリアの三人もそれぞれの居場所に帰って行った。


「はぁ~ 終わった~ じゃあ 帰るね~ さようなら~」

アプリアはアルドニア連合王国に帰国した。


「さて ボクも帰るとするか」

アイザックはエジプト・カイロに帰国した。


「では さらばだ」

アルヴァロスはどこかへと消えていった。



   ◆◇◆◇◆◇◆



9月 イギリス北部某町の小学校で起きた学童人質によるテロ事件により新たに誕生した悪魔的化物〈アウターマウカー〉(ステージ3)の数が急激に増え始めていた。

〈アウターマウカー〉(ステージ3)とは〈アウターマウカー〉(ステージ2)が進化して変身した化物である。


そんな中でとある国が重要な役割を果たす事になる。

その国とはアジア地域にある大国【イズマリィドゥ連合王国】の西側に位置する中東地域の【CCC国】である。


【CCC国】はもともとは普通の国であり政府や軍もちゃんと機能していたがひょんな事から世界中のテロリストたちが集結しており不法占拠していた。

テロリストたちの横暴により国民たちも次々と国外に脱出していて政府も軍もテロリストたちに対応する事ができず壊滅的ダメージをうけていて現在でも戦闘が続いておりテロリストたちと軍は激しく衝突している。

そのテロリストの真の目的は隣国【イズマリィドゥ連合王国】の侵攻と奪取であった。

その為まずは拠点となる【CCC国】の西部の占拠を行っている。

だが東部にある政府や軍は現在(いま)もテロリストたちに抵抗している。



   ◆◇◆◇◆◇◆



10月 なんと【CCC国】に〈アウターマウカー〉が攻めてきた。

〈アウターマウカー〉(ステージ2)と(ステージ3)が【CCC国】の西部から侵攻してきた事によりテロリストたちは〈アウターマウカー〉とも戦う事になった。

それによりテロリストたちは東部(前方)にいる政府軍と西部(後方)から攻めてきた〈アウターマウカー〉との挟撃にあう。

テロリストたちは前方の政府軍を攻めきれないまま後方から〈アウターマウカー〉が攻めてきた為に後方にも戦力を分散させなければならずテロリストの士気が上がらず孤立無援となる現状でもなんとか踏ん張って奮戦していた。

〈アウターマウカー〉の真の目的もやはり【イズマリィドゥ連合王国】の支配下である。


これは【CCC国】が自国を敵から自衛する一方でテロリストたちと〈アウターマウカー〉はそれぞれ【イズマリィドゥ連合王国】の支配を目指して侵攻する物語である。



        つづく



   『今回の現状』

     [簡易型]

    【CCC国】

     (国内)

  西       東

  ━━━━━━━━━

  化 ←←テ→→ 政

  物→→ ロ ←←府

  ―――――――――

政府…CCC国の政府軍

テロ…世界的テロリスト軍

化物…〈アウターマウカー〉



 《架空国紹介1》

  【CCC国】

中東地域にある小さな国。

中東地域の一番東南にあり隣が【イズマリィドゥ連合王国】である。

独裁政治である政府は多くが軍人出身者であり軍最高幹部が大統領になっている。

内政は民主主義国家ではなくかなりの恐怖政治をしており政治力や経済力もあまり高くはなく長年 国民を苦しめてきた。

また軍事力もあまり高くない。

長らく続いていた独裁政治はテロリストと〈アウターマウカー〉の侵攻により脆(もろ)くも崩(くず)れ去り現在(いま)は西部を奪われる中で軍は東部を死守している。



 《架空国紹介2》

【イズマリィドゥ連合王国】

南アジアにあるインドを中心に周辺諸国(南アジア)と政治的・経済的・産業的に協力同盟を締結した共同体の王国であり総合的な軍事力も結構高い。

国王が国の代表となる。

北アジアが『大中華連合国』と『ロシア連合国』で二分している中で南アジアはこの『イズマリィドゥ連合王国』が独占している。

『大中華連合国』と『ロシア連合国』がなかなか手が出せない中でテロリストと〈アウターマウカー〉が今にも攻めてくるのではないかと危機感を持っている。

地理的便宜上は「アジア地域」となっている。

 

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