導入ーー始マル恐怖
貴方たちには"元小説家 雨日 ゆた"本名 亜原 ゆたと言う元ホラー小説家の旧ともである。
そんな貴方たちは亜原 ゆたから夏の暑い時期にバカンスで、かつてのことを語り合いましょう。と別荘へ誘われた。貴方たちは豪邸が見れるとワクワクしながら別荘すなわち海の家に招待され今、船の到着を待っている。
しばらくすると船の音が鳴り響く。少し待つと船が到着した。
「お待たせいたしました。わたくし達はゆた様のメイドでございます。別荘への船が今到着いたしました。船に入られる前にお名前を言って下さい。」
定番のメイド服のメイドが言う。その両手には名簿表を持って今開いている。関係者っぽい人は皆、ゆたの話をしている。
取り合いずできた列に並ぶ。一人一人カバンを開けている。ついに自分の番だ。
「後藤 冬紀様。荷物チェックでございます。・・・はい、ご協力ありがとうございました。お進み下さい。」
カバンを閉めて白くて目新しい大きな船に乗る。向こうにいくまで18時間ぐらいです。そして今は2時なので明日の8時には向こうにつきます。船に入って持って来ていた自転車をいて二階に上がります。自転車を持ってきているのは自分だけでした。二階に上がり、扉を開けたその先には食堂があります。カウンターの向こうにコンロ、キッチン、冷蔵庫などがあります。席はバラバラだったりパーティーをするように囲んであったりとたくさん有ります。前をみるとテレビが二つ有りステージが有りました。といろいろジロジロ見ているとメイドに話しかけられます。
「後藤 冬紀様。今回は個人部屋を用意させていただいています。後藤様の部屋は2ー5でございます。右から二列目の一番奥でございます。"ごゆっくりお楽しみ下さいませ"」
最後の言葉に違和感を感じながらスルーする。個人部屋はゆったりとしていて入り口から縦にまっすぐベットがありその横には机が有り奥に押入れと窓と鏡がついている。スタンドライトをつけてそのままベットにごろんとリラックスしていたその時!!。
「誰か助けて!誰か!誰かー!!」