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音がうるさいです

作者: 秋桜星華
掲載日:2025/07/14

ちょっと体調悪いので、ショートショートで……。

「音がうるさいです」


 俺の住んでいる地球に、そんなクレームが届いた。


 宇宙間通信は、アナログだ。なんたって、まだデジタルに移行していない文明だってあるからな。


「かなりまずい状況だな……」


 クレーム担当である俺は、そのクレームを見てそう思った。


 俺は、すぐに「申し訳ありません」と書いた手紙を送り返した。


 正直、クレームが手紙で来るのはたいへん助かる。


 俺はクレーム担当でありながら、耳が聞こえないのだ。


 だから、どれだけうるさいか、全くわからないのだが――。


 数カ月後、またクレームが届いた。今度は、この前と違う星だった。


「音がうるさいです」


 はて。そんなはずはない。


 俺はカーテンを開け、外の景色を眺めた。


 すると、巨大なハサミを持つ生物が俺を見つけて襲いかかってきた。


 そいつは真っ赤で、ハサミをがしゃんがしゃん動かしていた。


 そいつが一歩進むたび、地面が抉れて砂が舞った。


 音が聞こえない俺にも、すぐにわかった。”うるさい音”を出しているのはこの生物(コイツ)だと。


 ――そうだ、そんなはずはなかった。


 だって、俺は地球最後の”人類”なのだから。


お読みいただきありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
そいつは侵略者だったのかな? でも数ヶ月そいつも“俺”のことに気が付かなかったってこと……? どうやって“俺”は生活していたんだろう……。 ぽつん○一軒家みたいな感じなのだろうか……。 この少ない文字…
クレーム担当というか、人事担当でもあり、カメラ担当でもあり、医療担当でもあり、営業担当でもあり、広報担当でもあり、業務担当でもあり、生産担当でもあり、会計担当でもあり、戦闘担当でもあり…………。 「ヒ…
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