エミュレートする前に AndroidStudioの設定まとめ
前回までは、エミュレートに入る前の部分をおさらいで用意しました。
動きとしては、
・Page.jsonの値に基づいてテキスト1を表示する。
・ボタンクリックでPage.jsonの別なページのテキスト1を表示する。
だけです。
デザインはタイトルバーと文章および、その横にボタンが一つあるだけですが、エミュレートするには十分です。
ただ、これを書いているちょうど今、セキュリティソフトがJDKの新しいバージョンがあるからアップデートしろ!と告知。少し悩みましたが、アップデートは後回しにします。(これが原因で動かなくなるとかなり厄介なので)
1.AndroidStudioの設定
すでに設定済みですがAndroidStudio周りのおさらいをします。
ここからionicDocの指示に従います。
https://ionicframework.com/docs/ja/developing/android
作業の流れは、以下の通り
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・Android Studioのインストール
・Android SDKのインストール
・コマンドラインツールの設定
・Android仮想デバイスの作成
・Androidデバイスを設定する(今は割愛)
・JDK 8 インストール
・Gradle インストール
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個別に見ていきます。
・Android Studioのインストール(公式からダウンロードしてインストール)
・Android SDKのインストール
インストール後、AndroidStudioを立ち上げて作業します。
なお新しいアップデートがあったりして、立ち上げが終わるまでに時間が
かかるかもしれません。
SDK Components Setupと言うのが無いので、ToolからSDK Managerを
立ち上げて作業。
(今後そうなるだろう(Tool>SDK Manager)とionicDocに記載有り)
・ionicDocに従い、Android SDKのパスをメモ
Show Package Details がオンになっていることを確認
ionicDoc(の画像)を参考にインストール。
この部分は少々不明な部分も有りますので、問題があればこの辺りに注意。
・コマンドラインツールの設定
手順:スタートボタン→設定→システム→(左下の)詳細情報
→関連設定:システムの詳細設定→環境変数
ユーザーの環境変数を新規で作ります。
キー(変数): "ANDROID_SDK_ROOT"
値 : 上でメモしたAndroid SDKのパス
・Android仮想デバイスの作成
ionicDoc によれば、
"Android仮想デバイス(AVD)は、AndroidエミュレータがAndroid OSを
実行するために利用する設計図"
との事。
これを使用する事で、PC上で、例えばPixelスマホの動きを真似できます。
Android Studioを立ち上げて、DeviceManagerからCreate device の実行。
Pixel 2 を選択し、適切なシステムイメージがよく分からないのでPie (API 28)。
とりあえず "Pixel 2 API 28" と言う名前の仮想デバイスが出来たようです。
・Androidデバイスを設定する
実機のAndroidスマホを使う!と言う項目ですが、怖いので後回し。
ただ思った以上にエミュレータの動作は重いので考慮すべき項目と思います。
・Cordova Setup
Capacitorには不要との事で割愛。
・Java
JDK 8を公式よりダウンロードしてインストール。
(オラクルではアカウントを作る必要がありました)
・Gradle
"Gradle build tool" で検索。公式"https://gradle.org/"にアクセス。
前提条件としてJavaJDKのバージョン8.0以降が必要ですが、上でクリア。
少々自信が無いので、手動でバイナリーのみのバージョンをダウンロード。
指示に従い、C:\Gradleと言うディレクトリを作成。ダウンロードした
ファイルの解凍で出来た"gradle-7.4.1"をここに移す。
・環境変数(Gradle)
スタートボタン→設定→システム→(左下の)詳細情報
→関連設定:システムの詳細設定→環境変数
既存の"Path" と言う環境変数を編集。
すでにいくつか登録されているかもしれない。
新規で"C:\Gradle\gradle-7.4.1\bin"を追加。
コマンドプロンプトが開いていたら、いったん閉じて新規に開き、
コマンド"Gradle -v" でインストールされているかを確認。
(開いたままだと、環境変数の変更が反映していないのかうまく行かないかも)
バージョン表示されれば成功。
・AndroidStudioのBuildToolとしてGradle登録
File → Setting でBuild,Execution,Deployment → Build Tools → Gradle
Gradle user home にGradleの場所を指定する。
"C:/Gradle/gradle-7.4.1/bin" を指定。
ここまででAndroidStudio自体の設定は、ほぼ完了。(実機でのテスト準備がまだ)
投稿します。




