脱モバイルアプリ作成の話
アプリをストアに登録しなくてもHP上で公開して利用した方が何かと気楽ですと言う話。
また組織で登録する場合、D-U-N-Sナンバーと言うものが必要になり、東京商工リサーチで3000円を支払いナンバーを発行してもらう必要があります。(このナンバーが今後普及するようであれば悪い話ではないかもですが)
D-U-N-S® Number
https://www.tsr-net.co.jp/service/detail/get-a-duns-number.html
要約
・モバイルアプリを作るのは意外に簡単
・ストアへの出品は少し面倒だけど簡単
・でもセキュリティレベルや規約の変更で各種更新し続ける必要がある
・おんなじものをHPで公開した方が良くないだろうか?
さて、この連載はゲームブックアプリを作ろう!という事ではじめました。
一応、GooglePlayにシンプルなゲームブックを掲載するまではこぎつけました。
言い方を変えるとionicを使えばプログラミング技術的には難易度は高くなかったと思います。
ただ、時々(場合によっては頻繁に)色々な理由で『アップデートして対応してください!』と言う通知が来ます。
一例
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アプリのアップデートをリリースするには、2023年8月31日までに対象 API レベルを更新してください アプリが古いバージョンの Android を対象としていることが判明しました。Google Play では、ユーザーに安全で保護されたエクスペリエンスを提供するため、すべてのアプリについて対象 API レベル要件に準拠することを義務付けています。 2023年8月31日より、最新の Android リリースから 1 年以内の API レベルを対象としていない場合は、アプリを更新できなくなります。 アプリを引き続き更新するには、Android 13(API レベル 33)を対象とするようにしてください。
One Four All One Four All
8月18日
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また昨日来たのはアカウントについて新しい確認が必要になるという通知が来ました。
(2023 年 9 月より前に作成されたアカウントが対象)
ほぼ再登録に近いですね。
アプリにせよアカウントにせよ、こういう変更は今後も何度も起こるであろうという事は確信しています。
そしてその変更をしない場合(間に合わない場合)、
・まず新規のインストールが出来なくなり
・場合によって、既存のユーザーも使えなくなる
という事になります。
これは、アプリを作るのは簡単だからストアに登録しよう!と言う人には歓迎すべき話ではないですね。
もっとも利用する側からすれば、玉石混合のアプリであふれかえる状況は望ましくないでしょうから、当然の流れとも思いますが。
話をionicに戻すと、このツールはHTMLとJavaScript、そしてCSSで出来たWebページの形のアプリを作成するものです。
ionicは、結果として、これらのWebアプリをGooglePlayやAppStoreに掲載できる形に変換する事が出来ますが、HPページを持っているならば、それを世界に公開する事が出来る訳です。
もちろんJavaScriptの機能変更で、そのアプリが使えなくなる可能性も0ではないですが、相当長い期間は問題なく使えると思います。(変更の影響が大きすぎるので)
そういう訳で、単純なアプリの公開であればHP上で公開するという選択肢は悪くないという私的結論でした!




