未来の裏切り者整理する
色々考えたのですが字を使うと紛らわしいと思うので今回からは基本的に字は使わない方向でいこうと思います。
よろしくお願いします
さて、歴史を変えるとは言ったものの何をしようか…
よし!取り敢えず状況整理から始めてみよう!!
先ずは今が何年なのか…うん、これは知ってる。
今は光和元年。西暦に直すと178年だね。
確か、関羽が死ぬのは219年。あと40年以上ある。妹が戦に巻き込まれて死ぬのは208年。あと30年。
どっちにしろ時間はたっぷりある。
次は麋家について。
うちは先祖代々、商人の家柄で現当主である兄上は一万人もの使用人を抱え、莫大な資産を所有している。
そんな麋家だけど後々一家まとめて劉備に仕えることになる。
経緯を説明しよう!
①麋竺&麋芳、徐州(僕達が住んでる所)の領主陶謙 に仕官する。
②陶謙が敵に攻められて滅亡寸前のところまで追い 詰められる
③何処からともなく劉備が現れ敵を追い払う。
④心労から陶謙病気になる
⑤陶謙寿命を悟り、恩人である劉備に徐州を譲ろう とする。
⑥劉備承諾する。
⑦家臣達、そのまま劉備に引き継がれる。
だいたいこんな感じだったはず。
この間、麋芳が何していたのか…わかりませ~ん
…いやね、全然目立たないのよ。
ってまぁそれはどうでもいいか。
でね、僕考えたんだ。
将来妹を守れて、なおかつ僕が最悪な死を迎えない方法。
それは……劉備に関わらなければいいってこと。
劉備に関わらなければ妹も守れるし僕は処刑されない。
要は、敵に滅亡寸前まで追い詰められたから劉備が助けに来ちゃったんだよね?
それなら逆に敵を撃退できるぐらい強くなればいい。
敵を撃退できちゃえば劉備が助けに来ることはない。
劉備が来なければ陶謙が徐州を譲渡することはない。
つまり、僕らは劉備の家臣にならない!
うん!完璧!!
ん?そんな簡単に敵を撃退できるのかって??
だって攻めてくる敵って三国志最大の悪役曹操だろって?
普通に考えたら勝てなさそうだよね。だって曹操、戦争メチャクチャ上手だもんね。
だけどね、僕には前世の記憶がある。
三国志関連の本を何百冊も読み何千回も三国志のゲームをプレイしてきた僕には孔明、司馬懿いやそれ以上の作戦を考えることができる。
さ,ら,に未来がどうなるのかもきっちりわかっている。
つまり、僕は無敵!!中華統一だって夢じゃない!!
ムフフフ…
「フハハハ!!」
「…麋芳兄様大丈夫ですか?」
……後ろに妹が立っていた。これはヤバイ奴を見る目だ…
「えっと…どうした?蓮香…」
「なんでもありません!失礼します!」
あ~やらかした…
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