今年は鬼滅の刃が映画・漫画・小説で一位獲得ですか
さて、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』がたったの45日間で興行収入が約275億円に達し、観客動員数は2053万人を突破したそうです。
これは日本における興行収入で、『タイタニック』を抜いて歴代2位に浮上し、『千と千尋の神隠し』の308億円も完全に射程圏内ですね。
12/4にはコミックスの最終巻が発売されて本屋はてんやわんやだそうで。
さらにノベライズの売上1位2位独占達成もオリコン史上初とのことで、漫画・小説・映画で人気独占中ですね。
まあそれはともかく『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の見どころは炎柱の煉獄杏寿郎の生きざまというか、死にざまにあると思うのですが、煉獄さんってある意味理想的すぎる男性の上司なのですよね。
”俺がここで死ぬことは気にするな
柱ならば後輩の盾となるのは当然だ”
”胸を張って生きろ
己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと心を燃やせ
歯を喰いしばって前を向け
君が足を止めて蹲っても時間の流れは止まってくれない
共に寄り添って悲しんではくれない”
なんてことをフィクションだとしてもどれだけの人間が言えるだろうと思いますからね。
そして敵としても童磨や半天狗、獪岳みたいな殺されて”ざまあ”と思われるのが当然という敵キャラもいますが、猗窩座や妓夫太郎&堕姫のような悲しい過去のある鬼は魅力的ですよね。
とはいえ 正直に言えば鬼滅の刃はここまで持ち上げられると、むしろ気持ちが悪いと私などは思ったりしますが。