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羅刹  作者: 調げた
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序章

 その日は、しんしんと降り積もった雪が月明かりによく映える美しくも不気味な寒い寒い夜だった。

例えば噴き出した血液が一瞬にして朱殷しゅあんの結晶へと姿を変えてしまう程に、とても寒い夜だった。

こんな夜には、鬼が出るという…。

え?鬼なんて存在しないって?

まあまあ、そう急ぎなさんな。

いるかいないかは、私の話を聞いてからでもいいじゃありませんか。

え?じゃあ早くしろって?忙しいお人だ。

なあに、暇はさせやせん。

其れでは、私の昔話をいたしましょう。

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