魔王城の地下事情
現在マコトたちは・・・
「今から説明するね!」
「何処に向かって話しかけてるのソレイユ?」
ソレイユの意味がわからない行動に頭を悩ませて居た。
双子の魔王はどっちとも性格が違いお姉さんソレイユの方は元気旺盛な馬鹿だ、知力など能力で言うと頭はいいのだが発言や行動が意味不明だ。
妹さんのルナはソレイユとは違い知力に長けていて頭はいい、良すぎてすこし嫌になりそうな時が多い。
でも、二人は根はいい子なので気にしないことにしている。
「それでソレイユ何処に説明して居るか分からないけど説明ってなんの話をするのかな?」
「それはねマコトくんが言ってたなんで地下に家があるのかだよ」
「あーそういえば聞いてたね忘れてた」
「ということでルナあとは任せたよ!」
「やっぱり姉さんは姉さんね」
ルナは疲れたようにソレイユの方を見てため息をはいた。
マコトはこれからソレイユに説明を頼むときは基本ルナに頼むことを心に決めた。
「地下になぜ家があるのかはだけど、上の城に住めるのは住めるけど能力が発揮出来ない状態で大群の魔族達に襲われないためよ、それ以外の理由は無いわ」
「やっぱりそうなんだね」
マコトは予想はしていたためあまり驚かなかった。
「マコトさん、お姉さんをよろしくお願いしますね」
ルナはそう言うと家を出て上の城に向かった。
唐突だがルナは上の城を復興するのにお姉さんのソレイユは向いていないためこの地下の家において行きたかったが
行くと駄々をこねるためマコトにソレイユの面倒を見させることにした。
「えーっとソレイユ?ルナはお城の復興にいったのは分かるんだけど僕ご飯とか全然食べて無くてお腹空いたんだけど台所何処にあるの?」
「向こうの・・・ついて来て貰った方が早いね、私もお腹すいたから一緒に作ってくれるといいなーなんて」
「こっちに来て料理は初めてだけど食べれるものは用意できると思うけどそんなのでよければ作るよ?」
マコトは日本に居たときに十分な料理を作るために何回も料理をしているので慣れて居た。
けど、こちらの世界の料理はまだ2回しか食べて無くどんなものがあるか分からなかったため断言出来るほど自身は無かった。
「いいのいいの!マコトくんの手料理が食べたいの!」
「?まぁいいけどそれじゃあ行こう」
ソレイユに台所まで行くと食料を置いてるところ見せてもらうと日本でも見たことのある野菜や調味料がたくさんあり日本料理も作れると分かりソレイユも満足できるような料理が出来そうだった。
「流石にご飯は無いみたいだね」
「ご飯?お米のこと?それだったら向こうにあるけど使う?」
「・・・・この地下はなんでもあるね本当に」
マコトはお米を貰い料理を開始した。
お米があり野菜もお肉もタマゴもあったので無難にオムライスを作った。
「魔王様のお口に合うか分からないけど出来たよ」
マコトは日本でよく作って居たオムライスを出すとソレイユは見たことのない料理だったのでテンションは上がり気味だった。
ご飯を美味しく頂いた後ソレイユにルナの事を意識させる前に色んな事を聞いていこうと考え始めるマコトだった。
「料理してて疑問に思ってたんだけどこの食料はどこから仕入れてるの?流石に全部ソレイユが買って来たわけじゃないよね?」
「私が買って来たものが結構あるけど野菜の大半はここで作ってる分だよ」
「その作ってるって何処で作ってるの?」
「簡単にいったら家の正面の裏だよ、それで家でた左側が生産エリアって言うのかなものを作るときに使う場所で右側が訓練場みたいなところがあるよ」
ソレイユから家の周りの説明を受け気になるところがあるなら行って見ると聞いて来たので左側にある生産エリアに行きたいと言うマコトだった。
ソレイユと左側にある生産エリアに向かうとあの家とはすこし小さいが鍛冶場があった。
ソレイユが言うにはここにある鉱石となどは余ってるものだそうなので自由に使って良いそうだ。
鍛冶場には全てのものが揃っていてマコトは心を躍らせて居た。
マコトは自分の持っている生産系のスキルを確認するためステータス画面を開いた。
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名前:天城 真
年齢:18
職業:なし
Lv:21
HP:980
MP:550
筋力:540
敏捷:450
体力:600
知力:1250
魔力:780
所持金:600
スキル
剣術Lv5
体術Lv5
忍耐Lv7
生活Lv4
サバイバルLv5
錬金術LV6
鍛冶Lv6
魔力操作Lv7
魔力制御Lv6
全属性魔法Lv5
ユニーク
アイテムボックス
空間生産
解析
複合魔法
空間生産
1/2
ギルドカード
ランク:F
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「・・・・なんでこんなにレベルあがってるんだ?・・・っあソレイユ達にあったので忘れてたけどオーガ倒したんだった」
マコトは双子の魔王が印象が強くオーガの存在を軽く忘れて居た。
「もうステータスは気にしなくていっか、あんな高いステータス見せられた後だからどんなステータス見せられても驚けないね」
マコトは衝撃的な思い出を思い出しながら鉱石類を確認し始めた。
後ろに居たソレイユはマコトの独り言を聞いていたがマコトの後ろ姿に見蕩れて居たため聞いていなかった。
初めての鍛冶だったので鉄などを使った投げナイフなどを作ることにした、鉄の状態を一つ一つ確認していきどれも同じくらいものしか無く
マコトは錬金術を使い鉄を状態を最高に仕上げることにした。
「まず鉄に錬金術で純度を100%にし不純物の取り除いて綺麗な鉄を作り上げる・・・完成」
解析スキルですぐに鉄の状態を確認し不純物なしの純度100%の鉄を完成した。
これを投げナイフにするために炉に入れた。
「こっからは知識がほぼないからスキル鍛冶の出番だね」
マコトは持っている鍛冶スキルの知識を使い投げナイフ作った。
完成した投げナイフを解析スキルで見ると制作者と性能が書いて居た。
「始めての生産うまくいったね」
「へーマコトくんって生産系スキルのレベル高いんだ」
「すこし驚きですねマコトさんは器用な人間とは思いませんでした」
「みんなちょっとひどくない?後ルナは落ち着いたのかな?」
「えぇ落ち着いたのでこっちの様子を見に来ました、ついでにマコトくんの能力を見に来ましたので訓練場に向かいましょう」
唐突にルナがそう言い出し3人で訓練場に向かった。
「では、ここでお姉さんとマコトさんの1対1を始めます」
「いぇーい!マコトくん手加減はしないよ!」
「ちょっと待って!手加減しないと僕が死んじゃうしいきなりすぎて僕の頭がついて行ってない!」
「そんなのは関係ありません、はい始め!」
ルナはマコトがまだ準備をしてないのもお構い無しに試合を開始した。
ソレイユはさすがに手加減したスピートでこちらに接近しマコトに攻撃した。
急なスタートだったので急遽防御したがうまくガード出来たが一発は重く後ろに吹き飛び壁まで飛びヒビを軽く作った。
マコトは地面にヘタリ込むがすぐにヒールをした。
だが、ヒールにすこし時間が掛かりマコトは疑問に思ったがすぐに発動し問題はないと判断した。
「ちょっとこれ僕もう死ぬんじゃないかな・・・」
マコトはオーガ戦といいソレイユとの試合でメンタルはボロボロになりかけだった。
魔界に行ったのはいいが初めて小説を書くのにいきなり進展させすぎて正直書きにくいのでまた場所が飛ぶかもしれません。
まだまだ頑張りたいので暖かい目でみまもってやってください。