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平凡は今お亡くなりになりました

何回もアクセルを発動しオーガと戦うがオーガはすこし傷が増えるだけで打開策は何も思い浮かべることはでき無かった。

マコトはゴブリン戦の時のようにいいアイデアがないかずっと考えているが何も思いつかなかった。




「これで何回目のアクセルか分かったもんじゃないな」

オーガと戦ってからもう30分以上も立って居たがまだオーガに決定的な攻撃は与えれて居なかった。

マコトは覚悟を決め獅子丸の抜刀準備をしオーガに突撃した。

オーガはすぐにこんぼうで何回も攻撃を試みたがマコトはそれを全て回避し獅子丸の届く範囲になったところで。

「アクセル!抜刀!」

マコトはオーガの懐で抜刀するがオーガは危険だと思い後ろにすこし下がった。

追い打ちをかけるのうよう抜刀した獅子丸をもうひと振りしアクセルを唱える。

「アクセル!アクセル!アクセル!アクセル!」

獅子丸を振るうとき全てにアクセルを唱えソニックブームを発動した。


「はあはあこれで倒したはずだ」

マコトは倒れて居るオーガみてそう確信した。

オーガの死体を回収しようと近づくとオーガは急に立ち近づいていたマコトを体当たりで吹き飛ばした。

急なことでマコトは成すがままに吹き飛ばされ地面を2、3度バウンドし地面に倒れてしまった。

「うっ・・・ヒ、ヒール・・」

しかし、マコトの体に着いた傷を一つも治らなかった。

「くそっなんで治らないんだよ・・・」

マコトは原因をすぐに分からなくて戸惑ったがすぐ残りのMPを調べるとMPは既に20を切っており魔法もまともに打てるか分からなかった。


「ははっ体ももうボロボロで獅子丸を振るのももうあと一回くらいじゃないかな」

流石にマコトはもうダメだと思ったが獅子丸を見て思い出す。

獅子丸の効果には切った物はありとあらゆる物を一刀両断する刀だと思い出した。

「あと一回だけだもうこれに賭けるしかないよな」

笑いながらマコトは立ち抜刀準備をした。

オーガは高々と勝利の雄叫びを上げ、マコトに向かって走って来た。


そしてオーガとマコトはぶつかり合った。




先に倒れたのは・・・マコトだった。


だが、振り返ろうとしたオーガもすぐに倒れ血を流した。

勝負は相討ちでマコトとオーガの勝負は幕を閉じた。



マコトは最後の力を振り絞りオーガを死体を回収し森を抜けようとするがすぐに力尽き木の根元に腰掛けてしまう。

「ここで休んでたらすぐに魔物たちが集まって来る、早く移動しないと」

だがマコトは動けないほどに体は弱りきって居た。

「ああ、もうここで寝てしまおう」

そう言うとマコトはすぐに目を閉じてしまった。





『マコトすぐに目を覚ませ!!』

「レイ・・・もうすこし眠らせてよ」

『ダメじゃ!こればっかりは見逃せぬ!』

「・・・分かったすぐに目を開ける、だけどなんでそんなに焦っているんだい?」

『起きたら嫌でも分かる』

はぁ・・・っとため息を付くレイだった。


その後にすぐにマコトは自分の意思で起きるとまだ距離はあるが何かいることが分かった。

「くっ!それはレイだった早く起こしたがるね」

マコトはすぐに自分のMPを確認するとレイとあったことかわからないが全回復して居た。

すぐにマコトはヒールをし腕や足などの骨が折れていないのを確認し戦闘準備を整えた。

だが、目に止まらぬスピードで相手は目の前にやって来た。

マコトはあまりに一瞬の出来事だったので息すらするのは忘れていた。

「お前は敵なのか?」

「敵だよ・・・けど、今ので君はもう死んでるよ?」

マコトはもう勝てないと分かっていたので戦闘準備を解いた。

「敵が目の前にいるのに解いていいの?」

「戦っても確実に死しか待って無いよ」

「私の実力分かってるの?」

「今ので分かるよ・・・圧倒的に負けてるよね」

「君解析する持ってるのに見ないの?」

「人を見ても解析出来るの?」

コクっと頷かれたので彼女のステータスを見ることにした。


......................................................


名前:?

年齢:?

職業:魔王

Lv:1500

HP:?

MP:?

筋力:?

敏捷:?

体力:?

知力:?

魔力:?

所持金:0


スキル

武神Lv9

炎魔法LV9

風魔法Lv9

闇魔法Lv9

空間魔法Lv9

威圧LV9

隠密LV9


ユニーク

魔王

解析

限界突破

ステータス上限開放


......................................................


「・・・・・・・はっ?」

「それが私のステータスだよ」

「君の名前は?」

「名前は無いよ、HPとかは任意で隠してるけど名前と年齢だけは?であってるよ」

「そっか・・・それはわかったけど魔王様こんな所で何をやってるんだ?」

マコトはすこし口調を変えつつ聞いてみると

「アマギ マコトくん私と魔界にきて見る気はない?」

「・・・・・へっ?」

「君には神様の加護があるから魔界にきて欲しいんだよ」

「加護があるからって魔界に行く理由が無いだろ」

「往生際が悪いね、君は私と戦うのをやめたってことは諦めたってことだよね?」

「うっそうだが魔界に行くとは違うだろ」

「負けを認めたってことは君はもう私の自由にしてもいいということだよね?だったら来て」

マコトは言い返せない事を言われ負けを認めた。

「はぁー分かった魔界でも天界でもどこでも連れて行け」

「えへへーやったね」

「うっ君のキャラってコロコロ変わるね」

「それはお互い様でしょ」

彼女は語尾に音符が入るような声でそう言って来た。

「それもそうだね、でもどうやって魔界まで行くの」

「私は空間魔法の使い手だよ?一瞬で行けるよ」

「やっぱりそうなんだね」

「今からでもいいけどどうする?」

「ダグドールの宿屋とギルドにすこし行きたいかな」

分かった、彼女はそう言うとマコトの手を取り魔法を発動した。

すると、急に目の前の景色が変わりダグドールの門の前だった。

「それじゃあ用事を済ませましょ」

彼女は意気揚々とダグドールに入っていった。


「先にギルドに行ってオーガを売って来るけどどうする?」

「私もついて行くよ、一人でいるより君といた方がいいしね」

「分かった、それじゃあ向かおうか」

ギルドに向かうと朝の喧嘩も終わり静かになっているが中に入ると喧嘩していた二人がすごく仲良くなってた、もの凄く仲良くなってた。

「あれ怖いから近づきたくない・・・受付に急ごう」

マコトは急いで受付に向かい今日受けて居た依頼完了とオーガの討伐報酬を受け取った。

薬草は昨日と同じ100個だったので銀貨2枚オーガモンスター中でも厄介なので銀貨25枚も貰った。

オーガの死体も売ろうとしたが彼女がそれを止めた。

「そのオーガはここで出さない方良いよ」

「なんで?オーガくらいなら大丈夫だよね?」

「そのオーガはダメなんだよ」

「??意味がわからないけどまぁ君が言うなら信じるよ」

そんな会話したあとすこし間だけどお世話になったギルドの人(受付の人だけだが)にあいさつしマルシェに向かった。



マルシェに着きカウンターに向かうとおやっさんにおばさん、ミーシャみんなが揃っていた。

「カウンターに集まってどうしたんですか?」

「いやただ今は忙しくないから休憩中だぜ」

おやっさんがそう言うとミーシャやおばさんが頷いて同意した。

「休憩中にすみませんけど僕今日から遠いところに旅に出ることになりました」

「昨日の今日で早い旅だな坊主」

「はい、ちょっとこの子と旅に出ることになったんです、急遽決まったので僕も驚いていますよ」

笑いながらそう言うとおやっさんとおばさんは気にかけてくれるように頑張るんだよっと応援してくれた。

最後だったがミーシャも笑顔で見送ってくれ。

このダグドールと言う街から離れた。



「それじゃ魔界に行こう」

「気軽に言ってくれるけどなんにも準備とから要らないのかい?」

「着いた先は私のお城だからなんでも揃ってるよ、揃ってなくても私の空間魔法でひとっ飛び」

「そういえば君は魔王だったね、魔王だったら城くらい普通だね、後空間魔法便利すぎるよ」

マコトはすこし呆れつつ言うと彼女は意気揚々とマコトの手を握った。

「それじゃ行くよ?」

「いつでもどうぞ」

マコトはそう言うと深呼吸し目を瞑り魔界に行く心の準備を整えた。

すこし立ち目を開けると景色はガラッと変わり周りの道は荒れた道になっており目の前には立派だかボロボロになった城がポツンと立って居た。

「ようこそ我がお城に・・・っと言ってももう衰退した後のお城だけどね」

ははーっと笑いながら彼女は言うとマコトは。

「もう勘弁してよ」

泣き言を言ってももう遅いと感じながらそう呟いた。




一応ここが区切りになります。

まだ続けて書いて行きたいですので暖かく見守ってやって下さい。

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