初魔法
マコトは強く踏み込んでゴブリン達のいる場所に一気に踏み込んだ。
そして抜刀、刀を強く振り一気にゴブリンを二体切りつけた。
一瞬の出来事だったのでゴブリンが怯んでいたのでマコトはそれを気に追加で三体切り捨てた、
でも、ゴブリンのそこまで馬鹿ではなかった、ゴブリンが五体一気にやられのでマコト襲うために囲んで五体でせめて来た。
マコトはその場で回転切りをしゴブリンを切った
戦闘開始から1分も立たずに10体のゴブリンを殺したがそれを見越した5体ほどのゴブリンが弓で攻撃して来た。
急な出来たことだったので対応しきれず一本の矢がマコト左足を射抜いた
唸り声を上げ射抜かれた左足の矢を引き抜くだが、マコトの左脚が動かなくなりゴブリンは一気に責め立ててきた。
「これは本当にここで死ぬかもしれないな・・・だいだいあと20体以上はいるよね」
死を覚悟していても突破口を考え続けているとレイからもらったスキルを思い出しすぐ実行に移そうとしたが痛みのせいでうまく考えることが出来ない。
(イメージだ強くイメージするんだ!風だゴブリンの肉を切る風の刃を出すんだ!)
「風よ切り裂け!ウィンドエッジ!!」
魔法の名前を叫ぶと目の前にいたゴブリンの頭が吹き飛んだ。
「よし成功した!」
成功を喜びたいが今はこの事態をすぐに解決することを優先してさっきと同じ要領で魔法を続けた。
それにより囲んでいたゴブリンを一網打尽にできた。
「全魔法可能だったはずだったから回復も出来るはず」
健康な体をイメージし傷が治るイメージも強くした。
「光よ癒しを・・・ヒール」
光がマコトを包み左足にあった傷がみるみるうちに治っていった。
「よしこれも成功だ!後は周りにゴブリンだ、全魔法だったけどこの世界にどんな魔法があるかわからないからいま僕自身が持っている知識フルに生かしてここを脱脂しないといけない」
そう呟くとマコトは刀を抜刀する際に魔法のイメージし呟く。
「抜刀!アクセル!」
通常の抜刀のスピードより早く抜刀しソニックブームが発動しゴブリンは3体絶命した。
「っくこれをするには筋力が足りてないな、だったら氷をイメージしてっと」
「降り注ぐ氷の刃よ、アイシクルレイン!」
ゴブリンが集まっている場所に範囲指定した範囲魔法を発動した
それによってゴブリンが10体死んだ。
「よしこれなら行けるか!」
マコトは魔法によって立て直すことができ残りのゴブリンを獅子丸と魔法によって全て倒すことに成功した。
「これはきついかった・・・全部アイテムボックスにいれたけど何体入ってるんだろう」
マコトはゴブリンを全て倒してからアイテムボックスにどんどんゴブリンを入れていっていた
「うわ・・・53体も居たんだ・・レイもうちょっと僕n・・・俺の幸運を上げてもよかったに」
幸運が低いこと恨めつつよく生きていたのともうあの親はいない世界なので一人称を僕から俺に変え、すこしづつ口調も変えていこうと考えたマコトだった。
「もう疲れたから街に帰ろ・・・帰ったら街の名前調べないとな」
街に帰ることにしたマコトだった。
太陽ももう沈みかけており日本で時間を合わそうとすると春の午後5時に差し掛かる時間帯だった朝からいたあの門番がいたのであいさつしたが左足のズボンがすこし破れていたことに気づき事情を聞かれたのでゴブリンの事を話すとすこし調査が必要となり門番の人がいそいそと本部に連絡を取って居た。
マコトはこれ以上いても時間が過ぎると思い門番の人に挨拶しギルド向かった。
「さすがにもう喧嘩は終わったみたいだね」
ギルドから出るときにしていた喧嘩はもう終わっており平和な道になっていた。
ギルドに入り受付に向かい依頼報告をすぐに済ませることにした。
「すみません依頼報告と討伐した報酬貰いたいんですけど」
声をかけるとすぐに薬草を提示するように言われたのでアイテムボックスに入っている薬草100個を出すとびっくりされた。
受付の人によると初心者でここまで集めてこれるのは今までなかったのでビックリされたがこの時間帯までやっていたのでこれくらい集めないと割に合わないかと言われたがギルドカードを提示し討伐報告すると薬草よりも驚かれた
「登録したての子がここまでゴブリンを倒して帰ってきたのは初めてよ」
などと言っていたがマコトはそれは嘘だろうと思い流した。
「これが薬草の報酬とゴブリンの討伐報酬です」
銀貨6枚と銅貨24枚だった
簡単計算だが薬草100個で銀貨2枚だから
ゴブリン53体で銀貨4枚と銅貨24だから1体で銅貨8枚かな
これで分かったが銅貨100枚で銀貨1枚
あとはほとんど同じはずだから
銀貨100枚で金貨1枚
金貨100枚で白金貨1枚となる
これでお金はだいたいわかったが泊まるところがないので受付の人に聞くことした。
「すみません、この辺で安い宿屋なんかありませんか?あと美味しい食事が出るところが良いです」
「ギルドを出てすぐ右に曲がりすぐにマルシェと言う宿屋があるのでそこがおすすめですよ」
「ありがとうございます今日はそこで泊まろうと思います」
マコトはそう言うとギルドを後にマルシェに向かった。
ギルドが出て5分ほどでマルシェに着いた。
「いらっしゃい!ご飯にする?泊まって行く?するそ・れ・とm・・・」
「こらっ!いきなりお客さんになにやってるんだい!」
「うっご、ごめんなさい」
「すみませんね、うちの娘が変なこと言って」
「ははっ愉快な娘さんですね」
「そうだね明るい子だからわたしまだ笑顔になることが多い自慢の娘だけど調子になるのはたまに傷だね、おっとごめんねえーっと食事ならそこの席に座っておくれ」
「いえ、泊まりたいんですが部屋は空いてますか?空いているなら2泊3日でお願いします」
「空いてるよ、なら銅貨24枚になるよ、ほらミーシャ案内してやんな」
「分かったー、お客さんこっちだよ」
マルシェの女将さん?の娘さん名前はミーシャって呼ばれてた人に案内して貰いながらマルシェのシステムの説明をして貰った。
マルシェの大体のシステムはこのようになっている。
朝と晩のご飯代は泊まる際のお金に入っているがお昼は別にお金が必要だそうだ。
そして、お風呂は基本のこの世界は貴族が入るものだそうなので無いようだ、けど言ったらお湯にタオルが貰えるのでそれで体を洗うそうだ。
「さっきはごめんなさい」
説明が終わるとさっきの事を謝って来たミーシャだったがもう気にしていなかったので気にしないでて返した。
(すこし嬉しかったから謝らなくていいよって言えるわけないよね)
マコトは自分の甲斐性の無さを恨んでいたところで自分が泊まる部屋に着いた。
「ここがお客さんの部屋です、はいこれが鍵です」
「ありがとう、荷物を置いたらご飯食べたいんだけど何処に行ったら良いのかな?」
「はい、それはカウンターの方に来て貰いえば頼むこのが出来ます、もう晩ご飯の時間なのでお金は要らないですからそれでは」
そう言うとミーシャは来た道を帰って行った。
ミーシャを見送りマコトは部屋に入った。
部屋は簡単な作りなっており置いているのもベットとや服をかける物などがあった。
マコトはお金などはアイテムボックスに入れることが出来るので荷物がないことに気づきすぐご飯を食べに行くことにした。
「すみませんご飯お願いしても良いですか?朝から何も食べて無いのでガッツリいけるものが欲しいです」
「おう任してけ!」
マコトはカウンターの席に座り落ち着いているとすぐ料理が運ばれて来た。
「ほら坊主食べな!」
「ありがとうございます、おすすめ的な感じで頼んだんですけどこれってなんのお肉ですか?」
「おうこれはオーガの肉だよ、オーガの肉は歯ごたえがよくてあんまり市場に出ないんだよ、今日はたまたまオーガの肉が入ってたら味わって食えよ!」
「はい!それではいただきます!・・・歯ごたえがあって美味しいです・・・それでいて暖かいです・・・。」
マコトもし家族が暖かい家族だったこういう風に暖かい晩ご飯を食べれたのかと考えすこし涙が出そうになった。
「おいおいそんな泣くほどうまかったのか?」
「いえ美味しいんですが家族のことを思い出してしまってすこし感傷に浸ってしまってました」
涙を拭いご飯を食べならがそう言った。
「坊主の家族がどうなったかはあんまり聞かないがここに居る時くらいは俺らに頼りな、少しくらいは面倒は見てやるよ」
おやっさんはそう言い調理場に戻って行った。
ちなみにおやっさんの名前はシャークでおばさんの名前はミントだそうだ。
そして、美味しくご飯を頂いた後に部屋に戻りマコトは今日の出来事を振り返ろうとししたがベットに横になっていたので疲れていたからすぐ寝てしまった。
転生初日の長い長い濃厚な一日が終わった。