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太陽と月

本当にお久しぶりです。

「ほら、ここが私の家だよ……正確には私のじゃないけど…。」


 フェイとの会話を楽しんでいるとステラの家に到着したようだった。

 ステラはステラでもう何がなんだか分からないような顔をして元気が無くなっていた。だが、そんな元気じゃ無くなった顔よりも気になったし最後の方は何を言っているのが聞き取れなかった、だが、それはどうでもいいのだ案内された家の方が問題だった。


「ここって……家でも屋敷とかのイメージだったんだけど…これはおかしいよね?」


 案内された先は屋敷…ではなく、お城だった。


「お城?ここはまだ小さいほうだぞ?大きいのだったら魔王の住んでいた場所が一番大きくて見栄えがすごくいいぞ?」


「魔王の城と比べるのはおかしいけど住んでいた場所って……なんで過去形?」


「その説明も後でするから今は中に入ろうか」


 ステラは話を切るとお城に入っていった。

 マコトとフェイはすぐに後を追いかけて行った。


 ステラが城の中に入って行く。扉の隙間から見えた景色は王城でも見たが、豪勢な作りの内装をしていた。

 そんな考えをしていると中の方からステラではない声が聞こえた。


「ステラ!誰が家に連れてきていいと言ったの!」


「す、すみません!!ですが……」


「言い訳するの!」


 ‥‥‥‥‥‥。

 マコトはこの声に聞き覚えがあったがそれは今は怖いので確かめる勇気が無かったので扉を少し開けステラの方を見る、顔が青ざめ今にでも死にそうな顔をしていた。


「姉さん、それは言いすぎですよ」


「うぅーしょうがないじゃない!」


 そんな会話を聞いていたマコトの顔色も悪くなっていく。マコトはチラッとフェイの方を見るが本能的な気配で全てを把握しているのか、少し顔色が悪くなっていた。

 だが、マコトはフェイのように本能的にこの声の主が怖いというのが分かっているのでは無かった。


「おい!そこの人間、出てこい」


 そこでマコトに指名が掛かった、今にでも逃げ出したい気分だったが、扉を開けようとするがフェイがいやいやと首を振って入ろうとしない。

 大丈夫…そう言いながらフェイの頭を撫で、安心させるようにそう言うとフェイは涙目になっていたが、マコトの袖を掴み扉を開いた。


「勝手に入ってきてごめんねソレイユ、それにルナもね」


「……マコトくん?」


「やっぱりマコトさんでしたか」


「流石はルナだね、ソレイユは全然気付かなかったの?」


「姉さんは、イライラしていると周りが全然見えない人だから」


「実のお姉さんに冷たい妹さんだね」


 マコトは苦笑いしているとソレイユが飛び込んで来た。

 涙を流しながら、謝り続けているソレイユ、困った姉を見つつこれまでで一番いい笑顔をしながらこちらを見ているルナ

顔が蒼白に進化したステラ、マコトを取られてすこし不機嫌なフェイ、そんな景色を見て苦笑いをしているマコト。


 今、新たな再開がまたここで誕生した。







 ソレイユが落ち着いてから、ステラが説明して欲しそうな顔をしていたので、これまでの事を大まかにすべて話すことになった。

 ソレイユとルナとどうして知り合いなのか、それから名前を決めたこと、転移魔法が暴走してマコトが飛ばされたこと、

 これまでマコトが何処を旅して何と出会ったかを話をした。


「マコトくんにはいろいろあったのね」


 ソレイユは、罪悪感がすごく合ったみたいだが、話すときに楽しいことも混ぜて話したので、辛いことばっかりじゃ無かったと、そこはかとなく伝えたので、そこまで深く考えさせないように出来たと思いたい

 ルナもすごく心配していてくれたみたいだった、自分の持てる力で魔界全体を調べたそうだが、それでも見つからなかったそうだったので、最近は調べることが出来なかったそうだった、こうして会えて安心したそうだ。


 ステラはステラで納得してそうで、納得していない顔をしていた。難しい顔をしていたので何か聞かれることがあるかもしれないので心の隅くらいに置いておいてやろうと考えるマコトだった。


 ちなみにフェイと言うと、眠たくなったのかマコトの膝の上で寝ている。しっかりと腕を固定しているので振りほどくことは出来ないくらい力が入っている。


 説明が終わったマコトは、ソレイユとルナそれに膝の上にいるフェイを見てると、なんで僕はこんなに魔王に縁があるんだろうと考え始めた。

 始まるはソレイユとルナだけど、それから天界であった魔王…テンガ、そして膝の上ですやすやと寝ているフェイ。

 もしかしたら僕はいつの間にか呪われているのだろうかと考えるが、流石にそれはレイが見つけて教えてくれるからない、考えれば考えるほど分からなくなっていきもうどうでもよくなってきているマコトだった。


「そういえばマコトの話は分かったけど、マコトは私たちがあのあとどうなったのか気になったりはしないの?」


「気になるけど、今は僕が呪われているんじゃないか考えている最中です」


「……マコトさんは呪われてなんていないけどどうしたの?」


「…分かってるけど、分かりたくないってのが本音なんだよね」


 ルナとソレイユはそれぞれ頭の上にハテナが出ており不思議な顔をしていた。


「はぁー…それじゃあ、呪われてないのも分かったし、ソレイユたちの話を聞かせて貰って良いかな?」



 マコトは、今は呪いはいいと思うことにした。今は、ソレイユたちのあれからの事を知りたくなったの詳しく聞くことにした。


仕事は全然落ち着いていませんが、今日から頑張って更新していきたいと考えています。

遅れることや、誤字や脱字などたくさん出ると思います。

それでも見てくれると嬉しいです!

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