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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

自殺幇助カプセルの有効活用

作者: 猫舌

資本金を少なくして、一定の需要が長く続く商売

 自殺幇助カプセルが開発されたじゃない。

 1台300万円の永世中立国製。

 中に入って寝っ転がったら何かガスが出て安楽死するやつ。


 で、考えたのよ。


 今、ゲームがスッゴい発展しているじゃない。

 だからさあ、自殺を追体験できるゲームを作って、ネットにアップすると、やっぱり社会に疲れた人達が集まるかなと。


 で、ゲームユーザーさんたちにオフ会を呼び掛けて、会場で自殺幇助カプセルを宣伝するの。


 いけそうじゃない?


 どっかに倉庫借りてさあ、鍵を一本作って。

 で、中にカプセル置くの。


 二人で入って、出るときは一人と荷物が1つ。


 荷物が片付いたら、次のひとに連絡して、また二人。


 できたら荷物の片付け方も統一できたら良いかなあ。


 やっぱ国営とかになるかなあ。


 でも健全なサークル活動でやっていきたいしなあ。


 うーん、悩みどころ。


 それともカプセルのガスを調整して、脳死状態をキープするようにしたら、荷物が引き取られるようになるかなあ?


 臓器移植の部品調達源。

 運ぶのめんどくさいかなあ。


 最後にまで世間に迷惑かけたくないって人にはいいんじゃないかなあ。


 まあ、健全な考え方じゃないと悪用されるだろうね。


 ギリギリでやっぱり生きたいとか言う人はいるだろうし。


 うーん。

 まあ自殺幇助で捕まりたくないし、実現するなら国家機関じゃないとなあ。


 安楽死のシステムに、カブセル導入するように意見具申するか。


 個人輸入ってできるかなあ。


 レンタル自殺幇助カプセル、いけるかなあ。


 まあ自分はギリギリまで粘ってから使うけどね。


 頭の神経痛んでるし、左足麻痺してるけど、まだまだ美味しくご飯食べられるし。


 そういえば気になる小説まだ続いてるしなあ。


 小説が本になったらイラスト気になるし、アニメ化するかもだしなあ。


 とりあえず、お金を無理しない範囲で貯めるか。


 しかしなんで自殺幇助カプセルの導入なんか考えたんだっけ?


 ?


 あー、人に迷惑かけない商売しようって考えたのよ。


 ニーズがあって、社会貢献出来て、維持費がそんなにかからない商売しようって。


 カプセル置き場と電気代、カプセルのガス代だけでいけると。


 初期費用回収どのくらいでいけるかなあ。


 宣伝費も考えないと。


 カプセル1つじゃ駄目かなあ。


 あ、そうか!

 カプセルなんてなくてもガス吸入器でいいんだ!

 ヘリウムガス吸入器に自殺幇助カプセルのガスを入れればあとはフリースタイルだ!


 うんうん、いける!


 ガス吸入器と、お手紙のテンプレート作って。

 時間と場所決めたら、お手紙に書いて、差し出してからガス吸入するの。


 いける!


でもやっぱりいきたくないなあ

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