第八話 女神
釣りをしないと魚が食べられない、衝撃の事実に気が付いた私は釣りをすることにした、この前・・虫捕りの時に見つけた泉で魚を釣ろう、最初に比べて上手くなった気がする・・かも
魔法使いとの魔法の練習で魔法のランプに灯りを付ける練習をした
この世界の灯りには電気以外にも魔法が使われるらしい
魔法使い「本土はずっと明るくて、誰も学ぼうとしなかった・・俺嬉しい」
今の私の居場所は真っ暗だった
出荷を済ませた私は泉で魚を釣っていた、その時たまたま木の枝を釣ってしまい怒って泉に投げてしまった・・
??「お供え物はお野菜にして欲しいわね」
???泉から突然虫みたいな(羽があるし)女性が現れた・・浮いてる・・
「地縛霊と言うか幽霊?」
??「失礼ね、私はこの泉の女神様よ、お供え物をしたから出てきたのよ」
持ってたカブを投げてみた
女神様「お供え物は一日一回よ、でもこれは貰ってあげるわ」
突然の事態に困惑した私だが、とにかく質問してみることにした
「女神様って言うけど、この世界に神はいるの?何もしてくれないじゃん」
女神様「この世界にはたくさんの神様がいるわ、それとあなたは私の姿が見えるのね、ちょうどいいわ女神の加護を与えるから私のために働きなさい、エィ」
特に承諾もなく女神の加護と働くことが決まった
女神様「これであなたは色々なスキルが使えるわよ、スキルは今までの経験も反映されるのよ。それと各地に色々なアイテムを収納したギミックを用意したわよ特別なカギを八つ集めることで何でも願いが叶うのよ。」
混乱した私はスキルを確認・・ステータスで見れるんだっけ・・
確認したスキル(10が最高ぽっい)
農業:レベル2
釣り:レベル2
採取:レベル2
道具作り(クラフト):レベル2
採掘:レベル1
水泳:レベル1
体力80
現在時刻も見れるようになった
私のステータス低すぎ
女神様「貧弱ね、体力増強の実も手に入るようにしたわ」
一つ気になることがあるので質問することにした
「働くことって何?」
女神様「そうね、しばらくは町を発展させることね、寂しい街は嫌よ」
・・まだ町ですらない村だが・・・
女神様は一日一回お供え物で呼び出せるようだ・・明日はどうしよう・・
途中で女神様が出てきたが釣りを頑張った・・結果、コイ・アオウオ・ギンブナ・ナマズ・木の枝・モが釣れた 大量大量
泉にいたカモにも魚をプレゼントした、抱っこしても嫌がられなくなった、仲良くなれた気がする
魔法の練習がてら傀儡魔法を使うことにした、木で作った人形に作業させる、名前はマジム・マジム改・マジムD・以上3体・・今はこれが限界、彼らにやってもらうこと、それは伐採だ
何せ畑を広げるのに木が邪魔で邪魔で、3体でやればすぐでしょ石斧は数が作れるし
ついでに木を切ると木の枝と丸太が手に入る
「さあ切れ切れ」
凄い勢いで木が切れていく・・石斧の消耗も凄いけど・・まだ数はある・・
順調に進んでいると何かが聞こえた
??「切らないで~痛いイタイ」
一本だけ違う太い木があった・・これは異世界名物のドライアドかな
??「私は長い年月で意思を持った普通の木です痛いので切らないで下さい」
私は石斧を持ってツンツンしながら聞いてみた
「でも・・邪魔だし・・いい薪になりそう」
少し意地悪してみた(もう切る気はない)
普通の木「切らないでくれたら体力増強の実をあげます~切らないで~」
「体力増強の実?」
普通の木「これを食べればあなたの体力が増えます、信じて~」
少し申し訳ない気持ちになりながらもラッキーだった、これで体力が増える、ステータス確認・・+10・・こんなもんだよ・・
こうして畑の真ん中に木が一本残ることに・・移植するか・・・持てない・・体力強化魔法で・・サイコキネシスでいいか・・練習しよう。
こうして新しくサイコキネシスの練習も始めた
今日の夕食はコイとナマズ・・塩のない焼き魚・・微妙だな、明日は本土に出かけよう。
明日は今日よりいい日かも