言葉で通じないもの
少し寄り添う気持ちが大事だと思った
なにげない君の言葉のあとに続くのは
物足りない気持ちなのかもしれない
いまは寒いと感じていない僕でも
君にとっては長袖の服を着ていれば良かったと
後悔してる夜が存在していたとしたら・・
となりにいても
気づかないことは
意外と多いのかもしれない
言葉にしなくても
なんとなく通じるものがあれば
それは二人にしか分からないことだと
なにか特別なものを
与えてくれたように
これが、運命なのかな
そう思ってしまう瞬間は
いちばん、こころが強くなるとき
手のひらのぬくもりを感じるよりも
こころで感じるあたたかさを
感じとっているものと
勘違いをしてしまう
何か言わなくても
たぶん、分かっているようにみえて
じつは、なんとなく分かっていない
だけど、
言わないといけないときが
時として訪れるから
だから、もともと
ふたりのあいだに
特別なものなんてないんだよ、と
言葉にしなくても
通じるものがあったとしても
それは
たまたまなんだと思えば
ずいぶんといいのかもしれない
お互いにとっては