表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/15

4話 砂海

レンガ

「昆虫精霊が言っていたのだが

動物精霊は本当に絶滅したのか?」



ラスタは爆笑した


ラスタ

「そんな事あるまいよ

昆虫精霊が世界を知っている訳では無いの

ほら、あれを見て見ろ」



そこには鷲とキリンが一つになったワシキリンがいた

ワシキリンが狙っているのは、砂イルカ

砂イルカが砂から飛び跳ねた時を狙って長い首によって獲物を総取りする


レンガ

「あんな世界が無属性の人間を襲うのか?

これじゃあ人間は滅ぶしかないじゃないか」


ラスタ

「そうだの

人間は絶滅危惧種までにはなっている


だから仙女である私が無属性の人間の生き残りと仙人を取り込んでいる」


レンガ

「スカウト役みたいなものか」



ワシキリンがこちらへと向かってくる

そして急降下

そこにレンガは一発攻撃


しかしその勢いでぶっ飛んでいくレンガ


ラスタ

「ワシキリンの攻撃力を侮ってはならんの

鷲の鋭い爪と眼力

麒麟の長い首の遠心力で力はすさまじいぞ


巨人は弱点を突いたからこそ倒せたが

ワシキリンは倒せないの」



ワシキリンがまた向かっていく

ラスタは残ったワシキリンを回避する


レンガ

「大丈夫だ

ワシキリンが倒せないなら、ワシキリンの急激ポイントを狙えばいい」



ワシキリンが急降下

そして遠心力で首攻撃

レンガはその首を掴む


レンガ

「まずは弱らせてから

その後、獲物として狩り取るのだろうが

俺はその攻撃力の首を掴んで地上へと追いやるさ」



ワシキリンが首を回しながらも振りほどこうとする

そのワシキリンの行動をコントロールさせる


そしてその後レンガは味を占めて

そしてワシキリンの背中へと乗っかる


ラスタ

「上手く交わせたが、どうするのだ!

ワシキリンの群れが押し寄せたら

レンガは食い殺されるだけだの」



心配はいらないというレンガ

そこに背中から飛び降りていく


ワシキリンはそれを見逃さなかった

急いで攻撃してきたレンガを着地時までに狩り取る体制に移行する


しかし着地する前に砂イルカが飛び跳ねてくる


レンガ

「獲物はどちらも俺だ

しかし俺は砂イルカにそっちを任せる」



砂イルカの頭を両手で持って着地する前に砂イルカを両手で空へとはねのける

そこに砂イルカは口を開けていた状態だったので

ワシキリンはそこへと覆いかぶされるように口の中へと入った


着地したレンガは直ぐに気付いた


レンガ

「砂海?

しかも砂の蟻地獄では無くて

本当の海だ

砂イルカをジャンプ台としてラスタまで向かうか」



そうして砂海を砂イルカの背中を糧にジャンプで

砂海の端までジャンプする


ラスタ

「無事で良かったの

しかし、あれで倒せたのは一体だけだ

どれだけ人間にとってこの世界が過酷なのか分かったか?」


レンガ

「分かったが、

そこに科学力があるはずだろう」


ラスタ

「そうだな

しかしな…おっと その科学力の矛先が現れたようだぞ」


そこには機械海月が現れていた

機械と同化した状態の海月


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ