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1話 両親を殺してしまった少年の翼

レンガ

「なぁおっさんとおばはん!

人間は、このまま何もせず生きるしかねぇのかよ!」


おっさんとおばはんという両親がいる中レンガは喋った

ここでは葉っぱの裏でひっそりと家を作っていた

そこにレンガは住んでいた


両親

「でもな 人間は無属性だからな 何も力ないんじゃ」

「そうじゃ だからお前も人間として弱い存在であるのを認め…」


両親をレンガはぶんなぐってぶんなぐりまくった


レンガ

「ふざけんじゃねぇえよ!俺を止めるなよ!

俺は人間だ!人間様だ!無属性だろうが、弱い存在って自ら認めてたまるかよあほんだらが!」


レンガは両親をぶんなぐって殺してしまった 即死だった


仙女ラスタ

「HAHA 即死じゃん 駄目だろ親殺したら」


ラスタはそこに胡坐をかいていた


レンガ

「うひょ!魅惑の太ももちゃん いっただきます!」


レンガは太ももにあまがみしようとしたが

百連蹴りをお見舞いされた

それは数秒の出来事であった

数秒間にいきなり空中に飛び交う暇もなくそれらを食らった


そしてレンガは鼻血を出し死んだ 即死だった




レンガ

「と思うじゃん?あれ、なんで俺まだ生きてんの?

もしかして俺ぼけたの?更年期障害?」


ラスタ

「私がやったのはな 覚悟力の事だ

覚悟力をお前があるのかを見極めた


お前は両親を殺すほどに切羽詰まった世界観であると理解していた

だから即死させたお前の覚悟力を見たかった


むろん、ここで死んでたらお前はあの世いきだっただろう」


レンガ

「おまえ!ふざけんじゃねぇぞ!右ストレートお見舞いしてやらぁ!」


レンガの右ストレートは破壊力抜群だった

と思った

でもラスタの片蹴りだけで粉砕された

壁という樹に串刺しされたように蹴り飛ばされた





レンガ

「いでぇ!いでぇよおお!」


大ダメージだ 重体だ

でも死なない それはおかしいとおもった


ラスタ

「おかしいと思っただろ?でもお前には覚悟力があるからな

覚悟力ある人間だけは強さが認められる

死なない身体と言った方がいいだろう」


レンガ

「はぁ?でもこの世界、人間は無属性で

努力した所で欠片の一つすら結べない程脆弱な存在なんだから無理ゲーなんじゃ?」


ラスタ

「お前もなぁ そういう観察眼はあっても観察力は無いからのう

世界をよく見て見ろ! ラスタという私はどうだ?

お前は私みたいな仙女には会ったのか?」


レンガ

「会わなかったぞ だってここにずっと住んでるから

毎日毎日蝉リスに怯えて暮らすんだって両親がネガばっかほざくから


さっき殺したばっかだわ HAHA!」





ラスタ

「世界は確かに人間が弱き存在だ

しかし無属性だけが選ばれた強者になる道があるんだ


それが覚悟力持った人間達って訳だ」


レンガ

「俺みてぇな覚悟力持った人間いんの」


ラスタ

「例えばそれが私という訳だ」


レンガは世界を歩きたいと誓った


ラスタ

「この世界は属性世界だ


属性持ちの世界


無属性

何も持たない無個性 一番非力な種族


神話属性

神話の力を具現化しているので一番強い


遺物属性

巨人、円盤などの過去の遺物が具象化している


死者属性


精霊属性

何かをエネルギーにして生きている

昆虫精霊=人間の血をエネルギー


まあ色々だよ」





レンガ

「で、蝉リスっていう弱属性である精霊属性に人間は脅かされていると」


ラスタ

「まあな 私なら一ひねりで殺せるがな」


レンガ

「じゃあてめぇがやれや!」


レンガは右ストレートをお見舞いする

当然片蹴りでかたつっつきぼうしのように樹に激突する


ラスタ

「私達は覚悟力人間を必要としてるってだけだ

ここでお前が挫かれるかは一つのフレーズで関わる事になる」


レンガ

「それは何だ もったいぶらずに言えこら!」


ラスタ

「それはな


修行と成果だ」


レンガ

「修行か?やってやろうじゃんこら!」


ラスタ

「うん つう訳でこれからちょっと樹から降りような」


レンガ

「は?あほか!樹の下は何もねぇだろうが!死ぬだろ馬鹿が!」


樹の上の葉っぱの裏で隠れて家を建てているだけなので

下には何のクッションも無いのだ


ラスタ

「いいからとっとと降りてこい!」


ラスタは下を見下ろすレンガに片足で転ばせて

そのまま直下で落とす


レンガ

「死んだわこれ」




レンガは下に激突して死んだ

と思った


レンガ

「あぁ、そういや俺覚悟力あんだったな 忘れてたわ HAHA」

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