ぼくが誘われてもカラオケに行かない理由
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくおねがいします。
ぼくは歌が下手だ。
だが音痴ではなく、単に歌の技量が拙いのだ。
ぼくがカラオケに行くと、決まってコーラスを付けたりする人が出る。
手拍子もあれば低音パートの場合もあるが、実は両極端な連中のせいで釣られてしまって音痴だと言われるのが嫌なのだ。
酒に酔って調子外れの手拍子とか迷惑だし、妙に歌の巧いのがまるで自慢のように別のパートをやったりする。
そういうのがやりたいなら自分の歌の番の時にすれば良いのに、どうしてだかぼくの歌の時だけそういう事をするんだ。
いかにプロが相手でも、どんなに上手な人がやったとしても、ぼくは釣られるので自分の歌のパートがおかしくなるんだ。
もちろんそれは両方のパートがやれるからこそだとは思うけど、だからこそ自分の歌は自分だけで歌いたいんだ。
高音パートを録音して低音パートを歌った事もあるけど、やっぱりそれでも音程がおかしくなるからもうどうしようもないのだろう。
結局、双方を共に録音して、ミキシングをして始めてまともな歌になる。
仲間とのカラオケでは楽しむのが一番なので、調子外れになったにしても音痴と言われたにしてもそれが一番ではないんだけど、それでもやっぱり妥協はしたくないと思うぼくがいる。
だからカラオケにはいかないんだ。
行くならひとりで、マイペースで。
心行くまで楽しみたい。
そうだな、明日辺り……。
ちなみにトラを描くとネコになるのです。
そんな奴がネズミを描けば……。
なので描きません。