5.治療
スキルレベルのLVーをわかりにくかったのでLV10に変更しました。
シーラの妹がいるのはシーラが魔王をやっている、エルゼート大火山だった。エルゼート大火山は霊峰からも見える位置にあったのでさほど時間もかからずに到着した。
「へぇ、ここってエルゼート大火山って言う山だったんだな。それにしても住処まで長くないか?」
「すまんな。私だけだったら飛んですぐに行けるのだが、お前を乗せてだと飛んでも歩いても変わらないからな」
「そうなのか、まぁ俺の大きさなら妥当か」
俺の大きさは大体、大型車ぐらいの大きさである。容姿は真っ白な毛並みに碧眼というイケメンな狼である。
えっ?お前が言ってた進化先、黒っぽい名前のやつ多かったじゃないかだって?………俺もなぜ白くなったかは知らん。
因みに、シーラは俺の倍くらいの大きさの真っ赤な竜である。
さっき到着したとか言ったのになぜ移動しているかというと、山頂近くにシーラの住処があると言うことなので俺たちは今、俺たちにしたらゆっくり走って山を登っているのである。
登り始めてから約10分が経過した頃やっと住処らしき横穴が見えてきた。と、その時
GHAAAAAAAAAAAA
まるで悲鳴の様な咆哮が山へと響き渡った
「レイラ!?」
レイラとは誰だろうと思いもしたが、この状況なら多分妹だろうな、と目星をつけシーラに向かって叫ぶ。
「案内はもういい、先に行け!俺もすぐ行く!」
「すまない!」
そう言うとさっきまでより更に加速し、横穴へ全速力で向かって行った。無論俺も更に加速して走っていき、シーラより一拍程遅れて横穴に入った。
其処で見たものとは、まだ火の消えきっていない黒焦げの地面とそこに転がる原型の分からなくなった謎の死体、それを見つめるシーラ、奥にはシーラより一回り小さい水色の竜が満身創痍で気を失っていた。
「この一瞬で何があった!?」
俺は思わずツッコンでしまった。
「うむ、それは後で話す。今は妹の傷を治してくれないか?」
「あ、ああ、分かった。《ヒール》!」
俺が光魔法レベル1の魔法を唱えると傷が嘘の様に塞がった。
「おお!凄いなこれが光魔法レベル10の者のヒールか」
魔法は一定のスキルレベルになるとそのレベルで使える魔法や出来ることが何となく分かってくる。それらの威力はスキルレベルに依存している。
「それで?この一瞬で何があったんだ?」
「それがな、妹が弱っていることをいいことに人質にとり私を魔王の座から引きずり落とし、魔王になろうとする輩がいて、其奴が妹に攻撃しておったから消し炭にしてやった」
おぅふ、俺はあの時効かなかったから良かったものを、もしかしたらこうなっていたかもしれないのか。
「それよりも呪いは解けそうなのか?」
「ちょっと待ってて、いまどんな呪いか調べるから」
そうして、俺は魔眼の能力の一つ鑑定眼を使う。
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名前:レイラ
種族:エンシェントドラゴン(状態・衰弱の呪いLV7)
年齢:8502
LV430
体力:C(A)
魔力:B(A)
筋力:D(A)
知力:A
敏速:A(SS)
器用:D(B)
防御:D(B)
運:A
魔法スキル
氷魔法LV10
通常スキル
飛翔LV10、俊足LV6、気配察知LV7、直感LV10、危機察知LV10、念話LV10、魔力感知LV8
耐性スキル
氷結無効、毒無効、麻痺無効、暗闇耐性
固有スキル
人化、硬化、狂気化
称号スキル
三代目氷竜王
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どうやらかっこの中の文字は本当のステータスの様だ。この呪いはだんだん弱って行く類の様で、このまま放っておくと後数日の間に死んでいただろう。だが、この程度なら俺でも治せる。
「よし、治せるぞ」
「本当か!なら早速頼む。礼なら後で何でもする!」
今、何でもするって……っと冗談はさておき早速やりますか。
「《ディスペル》」
俺が魔法を唱えると光が水色の竜、もといレイラを包みやがて光が消えるとそこにはさっきより一回り大きくなりシーラと同じぐらいの大きさのレイラが眠っていた。
ギリギリセーフでした。




