てんしさま?
はじめまして、イノナカと申します。
興味を持って頂きまして有難う御座います。
初投稿の新参者です。
御容赦ください。
日本の人口は約1億、日本の主要都市の人口は約1300万人、中心に近付く程に人の数は増していく。
左右前後、もしくは上下何処もかしこも人で溢れかえっている。その大波とも言える光景に一度でも流されてしまったら、戻ってくる事はおそらく難しい。
誰もが思わず振り返り羨みと嫉妬で狂わせる事のできる美貌。
老若男女関係無く、その人物を知らない者が存在しない程の知名度。
首相、大統領、国王であっても、その者の前では頭を上げることができない程の絶対的な権力。
それらが一つでも、また全てをも兼ね揃えていたとしても、時代は激しく、色を人を変えていく。
全てを持っていても、またすべてを失ったとしても、誰からも存在があった事を忘れられた時点で、肉体的な生死を関係なく。
人は死ぬ。
その様はまるで雨のようで。
あっという間に降って、人々の注目を浴びたかと思えばいつのまにか上がって、跡形も無く消えていく。
いつだろうか、誰かに言われた言葉。
お前には何も希望が見いだせない
生まれた価値がない
そんな事をふと思い出す。
言った顔は、人は、果たして誰だったか。
親しい人だったのかもしれない。それとも全く知らない赤の他人か。
大して記憶する容量が足りない脳は、生きていく上で必要最低限の事以外、忘れるようになってしまった。
同時に発する言葉も皆無になった。
使われる事が全く無い声帯がいつ砂の様に崩れて消えてしまっても、其れを必死に周囲に訴えようとも、誰にも届かない。
…崩れる事が無くても、元々届くことなどない。
憶える能力が欠けた出来損ないの脳味噌と、枯れ果て今にも消え去りそうな声。
二つに着いたのは余りにも不格好で不揃いで、不似合いな、無駄に大きな躰だった。
誰かが言った。
私は足り無いのに、何で貴方みたいなのが全部持ってるの、揃えてるの、無駄なのに、必要ないのに。
本当にその通りだと思った。
悲観でも主観や客観でもなく、ただ素直に納得できた。
スポーツをして周りを魅了する事もなく、ヒーローの様に誰かを守るわけでもなく。
自分を押し込んで閉じ込めるので精一杯な、細くて長い骸骨の様な四肢は、あまり余って不要だった。
だが、脳を躰を地に投げ出す様な、嘆き悲しみ苦しんだ末に捨てる事を選ぶ筈の心の蔵もやはり。
他のどれを取っても一番出来損ないだった。
生まれた頃から空っぽ過ぎた中身、中身が出る筈もないのに必死に縫い合わせて固く縛って、更には外殻を作って閉じ込めた。
誰も触れたいと思う訳がないのに。
生きていても仕方ないのに、なんで生きてるの?
そんな言葉を日々頭の遠くで聞きながら、流れていく人々の中へと紛れた。鉄の塊に牛詰めされ、目的地に運ばれていく。降りる度に誰かにぶつかり、ぶつかられ、舌打ちを打たれる。枯れ果てた声では謝罪の言葉も上げられはしない、相手を見つけようにも姿はどこにもありはしない。
流されついた先は見慣れた自分のデスク。書類とパソコン、それ以外は何も置かれていない。周りの社員達は一様に挨拶をしているが、俺の側まで来る者は誰もいない。
それもそうだろう、両隣が存在しない窓際の、所謂追い詰められた者が座る場所だから。
仕事が始まる合図がする。
空っぽの机の前に無言で他の社員が資料を置いていく。物置に何かを退かすような、誰もそこに存在しないかのような顔で。
俺はただ、置かれた資料をホッチキスで纏めたり必要であればコピーをしたりと、繰り返すだけ。今の時代となってはロボットも片手間でできるであろう作業だ。
時折、その職場の責任者がやってきて、頭上から声がする。
何だまだいたの?
しかしさぁ、不公平な話だよねぇ、君みたいな人とぼく達の給料が平等だなんて。
ぼく達はちゃあんとこうやって汗水垂らして働いて、時々上に叱られて土下座までして、お客様からも何か言われた時には紳士に対応して。
それなのに、君は何してるの?
小学生でも出来るでしょ、いや、幼稚園生でもできるよそんなこと。
恥ずかしくないの?大人になってまでこんなことして。
君にはさぁ、もっとお似合いの所があると思うよ?
例えば……
「只管部屋の四隅の掃除とか、地味でピッタリじゃない!」
げらげらげら。
課長ってば冗談きついですよー。
あはは、なかなかいいセンスだろ?
げらげらげら。
笑っているのは他の社員、笑わせているのは課長と呼ばれた目の前の人物。
笑われているのは、紛れもない俺自身。
音が矢になって刺さっていたのはいつまでの事だったか。ついにゴミ屑まで昇華した心臓に刺さる場所すら無かった。
無反応な俺に飽きたのか、声が止み、音が止み、気がつけば周りに誰もいなくなって、真っ暗な職場にいたのは一人だけになっていた。
警備員に怪訝な顔をされながら、一日を過ごした会社を後にする。見上げた空は曇天で、雨が降り出しそうだった。
再び、朝よりは人数が少なくなった鉄の塊に乗って揺られ、帰路へ着く。
そんな事をいつまで繰り返すの?
また誰かの声がする。そんな事、知りもしない。死にたいと思った事はない、肉体だけが滅んでも意味がない。人が本当に死ぬのは、誰からも、何億と存在する人間達に忘れられること。
俺はずっと、その時を待ち続けている。
そんな勇気も持てないまま、ただ只管待っている。
「待って…」
雨が本格的に降り出した。周りに雨宿りする場所もない、傘もない、防ぐことも出来無いまま雨ざらしで歩いていると、また声がした。
だけど、いつもより聞こえる声よりも、もっと高い。
「待ってよ……!」
水音が跳ねる音がする、誰かが此方に向かってくる足音の様な気がしたが、そんな筈がない。わかっているのに、俺の足は歩く速度を早める。後ろから聞こえる足音も追いかける様に早まった。
違う、違う、俺じゃない、俺に来るわけがない、きっと勘違いだ、きっと。
「待っ、てってば!」
「ぁ、」
バシャアン
後ろから衝撃を受けて、それで、勢い余って水溜りに落ちて、顔面に泥水が、口の中にミネラルが………、ああそうか、ついに死んだのか。目的達成だアーメン………
「わ、わー!ごめんね!大丈夫!?」
激しく揺さぶられて頭がガンガン痛む、視界が上下左右、一度も乗ったこともないジェットコースター様になんてわかるはずもないのだが、その位の衝撃が頭と体を襲い続けている。声が枯れているせいで止めてほしいと言うことも出来無い。
辛うじて相手の腕を掴んだ。
「……ぃ………ぉ…」
「えっ?囲碁?やっぱり頭おかしくなっちゃったのかな…どうしよう」
ようやく止められた揺さぶりに初めて星が目の前を回った。星が収まった頃、誰かもわからない相手の腕を掴んだ俺の手は振り払われる事も無い。そのままにされていることに気づき激しく動揺する。
離さなければ。
今すぐに。
だが。
「冷た!何処か雨宿りしよう、風引いちゃうよ!」
手を重ねられた。
役立たずのゴミ屑脳に電流が走らされた感覚を浴びる。
何だ今の、なんだこれ。
何が起きてる?どうして、なにが?
俺は今、何を。
「…の……近いから……」
「え?」
俺は今、何を口走ろうとしている。
何で掴まれた手を離せない。
「俺……の家……近い……ら…」
何でこんなに、温かい。
「わー、結構広いんだねぇ」
結局手を振り払えないまま、そして倒れた衝撃で若干腰をやられた俺は誰かもわからない相手に支えられて家に辿り着いた。
雨の音と枯れた声のせいで道案内もまともに出来ず、付いた頃には互いにドブネズミの様に濡れていた。
それでも、高い声の主は骸骨のように細くて白くて不気味なこの手を振り払うことはなかった。
そのまま張り倒して泥水につけておくか、寧ろ家についた直後に突き飛ばせばいいのに…。
変わり者は俺の手を離すことなく、引き摺る様に玄関へ辿り着いた。
「……君動けないよね、タオルを探させてもらうよ」
そう言って足までしっかり濡れたであろう、くぐもった水音で何処かへ歩いていった。
そう言えば全身が冷えていく感覚がする。元々体温は低い方だが、放っておけば野垂れ死ぬだろうという予想は簡単についた。
……このまま放っておいてくれた方がいいのに。
相手の方がゴミのせいで風邪を引くんじゃないか?そんなの笑えない……。
じっとり濡れた視界を遮断する前髪の隙間から覗く後ろ姿を見やり、遠ざかる背中を止めようと口を開いた。
だが、枯れた言葉を発することも、閉じられることもなかった。
「…………はね…」
白く輝く眩しい髪色、白いローブから僅かに覗く四肢、その背中には紛れも無い。
純白で、目が潰れてしまうんじゃないかと思うほど神々しい、
天使の翼が生えていた。
空いた口が塞がらない。あんぐり、吃驚。こんな言葉は一生の内に使う事などないと思っていたが、生まれて初めて使うことになった。
驚きすぎて、辺りを見渡しながら浴室へと姿を消す背中に声をかけそびれてしまった。
だが、容量の悪い頭は、そんなことよりもある一定の覚悟をしろという命令を繰り出していた。
…ついにお迎えが来たのだ。
三十何年という全く無意味な人生を歩んできた、後悔も夢も全く無かった、良くも悪くもない、本当に無意味なーーー
「…………大丈夫?」
目の前が急に真っ白になった。
もう天界に連れてこられたのか。
俺に下される判決は上か下か、最早言われなくても目に見えている。あとは落下感を待つだけだ。
「…おーい…?」
白い視界が退かされ、まだ現実にいた事が証明される。どうやらまだ天界には召されないらしい。それとも直行便で地獄行きか、何方でも無い場所に連れて行かれるのか。
反射的に瞑った両目を薄っすら開くと、先程まで握られていた小さな手、その手が額に触れていた。
思わず両目を見開く。
……この言葉を使うのも実行するのもやはり初めてだった。
額から直接感じる人の気配、人肌と、柔らかさと、全てに驚愕していると、下方から遂に顔が、天使の顔が覗き込んだ。
目が離せなくなるとは、まさにこの事だろうか。ふと見えた翼に続き、いやそれ以上に。
ゾンビの様な青白い肌とは全く異なる陶器の様に白い肌。しっとり濡れた白金の髪。
何よりも視界に映り込んだ極彩色の瞳は、僅かに様々な色を反射させ、濡れているせいかより輝きを帯びていた。この世で一番美しい宝石を間近で見ている、
と錯覚するほどだった。
余りに見ることのない輝きに、本当に目が潰れそうな気がした。だが、もうそれでも構わないと思い始めた脳は完全に腐敗済みだ。
腐ったゾンビ脳から弾き出された言葉も、やはり腐り落ちておかしくなっていた。
「天使……?」
「え…?」
思わず呟いた言葉が奇跡的に聞こえていたのか。それとも天使様だから、どんな盆弱で被弱で屑や塵よりも下層の人間の言葉でも聞こえるのか。
聞こえた言葉を聞いて目の前の天使は、目を丸くさせる。大きく見開かれた、極彩色で様々な色に輝く両目とバッチリ目線が合う。
その時初めて、
常に頭の片隅から聞こえる声も。
外の雨音さえも。
何も聞こえなくなって。
時が、空間が止まった気がした。
「……あっははは!天使…って、ははは!」
瞬間、端整な顔を歪ませて瞳を綴じ、大いに吹き出し、そして笑いだした。
笑うその姿は微笑みとか、そんなお淑やかな物ではなく、どちらかというと無邪気に笑う子供のようなものだった。
俺が今まで経験してきた、卑下たような、嘲笑う様な笑みとも違う。純粋に面白おかしく笑う光景に、戸惑いしか生まれなかった。
そんな気持ちを汲み取ったのか、天使は盛大に笑ってから抑えて此方に向き直した。
「……く…ごめん、こんなに笑えるの、…ふふ、…ひさしぶりだったから」
笑い過ぎたのかお腹を抑えだした目の前の天使は、何度か深呼吸をして落ち着いてから、再び俺の手を取った。
……柔らかくてしっとりした手に包まれる。
「体乾かさなきゃね」
ああ、やっぱり温かい。
想像してたものとは少しだけ違ってはいたが、やっぱり天使なんだな、とぼんやり思った。
「服びしょ濡れになっちゃったし、君のワイシャツ借りるね」
今まで無駄に無意味に生きていたが、神など、宗教など信じたことは微塵もなかった。
しかし何故か幼少の頃から天使の存在だけは信じていた。それが今目の前に、屑で役立たずのパーツの寄せ集めのような人間の前に舞い降りてきた。
天使は寒さと腰痛で動けなくなったガラクタの様な巨大骸骨を諸共せず、服を脱がして体を拭いたり、無駄に長い髪を一生懸命乾かしてくれた。
その間中、何故か空っぽの筈の、継ぎ接ぎだらの心臓が煩くて仕方無かった。
わけがわからない、何が起きている。
目の前の天使はソファに腰を掛けて、どうやって作ったのか、魔法で作ったのか不明だが、ココアの入ったコップを差し出してきた。
「君が喋れそうにもなかったから、適当に漁っちゃった」
ストーブで温まった部屋に服を干しながら、天使は未だにクスクスと笑いを抑えきれない様子だ。
カップを片手に首を傾げてみせると、出し切っていない折れた裾でこちらを指差した。
「申し訳なさそうな表情したり、吃驚したり、やっぱり君、面白いね」
そう言ってフワリと微笑んだ顔に、笑い返せれば良かったのだがそこまでの技力は皆無に等しい。頬骨が軋む音がしたので止めた。
さっきまでは互いにズブ濡れで辛うじてわかったのは体格が思った以上に小さかった事だけ…今こうして落ち着いてみてみると、…見てみると…ると………
「どうしたの?」
「……ま、…眩しくて直視でき…………」
実際に相手が後光を放っているわけでは無い。今までの生の中で髪が生えてくる前の赤子時以外はずっと前髪で視界を覆って人目を避け続けていた。
そんな奴が急に天使を見つけたら、それはもう。
直接見た瞬間に眼球が潰れる。
さっき間近で見ることができたのはきっと、偶然に、奇跡が重なって、
奇跡を、
呼び寄せた、キセキ、奇跡奇
跡奇跡軌跡奇跡奇跡
奇跡奇跡
奇
「………ちょっと…!」
視界がグラグラしてまともに立っているかも怪しい俺に驚いたのか。それとも単に気味悪がったのか。心地良い高い声が響いている。
きっと後者に違いない。
無表情で不気味な背が無駄に高い骸骨がユラユラし始めたら、誰だって驚き不気味がるだろう。
勢い良く立ち上がった小さな天使は、何を思ったか俺の両腕を思い切り掴んで下へと引きずり倒した。
ああ、床へ張り倒されたのか。
それならすぐに冷たい硬い感触が…………
………
?
……柔らかい…?
反転した視界に焦点が漸く合い始めてから、自分が寝かされていることに気がつく。
何が起こったのかわからず目を白黒させていると、白くて小さな手が視界に迫ってきた。
キョロキョロしている目が気持ち悪かったから目潰しをするのだろうと眺めていれば、何故か両目を通過して、玄関の時と同じ様に額に合わせられる。
「やっぱり…熱が出てる」
もう一つの手を自分の額に、別の手を俺の額に宛てて、少し困った様な表情を見せた。
額に宛てられた手が温かい。未だに暴力や罵声を浴びせない、この子の態度や行動に狼狽する。
生まれた時からただの一度だって、こんな風に優しく触られて声を掛けられた憶えは、無かった。
「ちょっと待ってて」
ソファで愚鈍に寝転ぶ俺にその辺に掛けてあった毛布を被せ、何処かへ立ち上がろうとしていた。額の温もりが遠ざかる。
その時の俺は、
どうしてそんなことをしたのだろう、
今でもわからない。
分からないが、自分なりに必死に伸ばした手であの子の腕を掴んでいた。
きっと振り払われるに決まってる、頭ではそう考えていた。
ああなんてことを、すぐ謝らならければ。
結局、頭の中で反射して消え、出てきた声も言葉も情けないものだった。
「……、…」
自分で何を言ったかは覚えていない。
ただ、あの子が金色の瞳を再び丸くさせ、何故か、悲しそうな表情を見せていた気がする。
頭に手を乗せられる。
しばらくして、撫でれられていると気づいた頃には、眠りについていた。
目が覚めたら全て幻だ、俺が最期に見た夢がこんなものだなんて、笑いすら漏れない。
夢を見た。
既に夢を見ている中でそういう風に感じるのは、何だか不思議だ。
どうやら今は椅子に腰掛けているようだ…………目線がいつもと比べて低い…?
それに目前にあるテーブルは、俺の家には無いものだ。
顔を上げると台所に人影が見えた。まるでモザイクでも掛かったかのように、激しくぼやけてしっかりとした姿が見えない。
俺はあの人を知っている。
誰だろう、懐かしい匂い。
ぼんやりと、何故か目を離すことが出来ずに、後ろ姿を見つめていると、その人は不意に此方を振り返った。
全身が黒い特に顔は何処に何があるのか判別がつかないほどに。……それがただ黒い訳ではなく、煤けて焦げた故の黒さで、時折覗く、赤い肉片の様、ナ 家が 燃 ェ 焦ゲ
で、
の 判
「…!!!」
目が覚めると目の前にあったのは白い天井だった。
動悸が激しい、
息が荒い…………柄にもなく汗塗れになっている。
状況がわからないまま、辺りを見渡すと、そこは紛れも無く、何十年と見慣れた自分の部屋だということがわかった。
カーテンが閉まっていて外の状況はわからない。余り付ける回数の少ない電気が、無機質な部屋と間抜けな俺を照らしている。
「…あ……そうか…」
息が整い初めて段々と落ち着きを取り戻した頃、激しい雨の中で天使を見つけたことをふと、思い出した。
妙に現実味の溢れるおかしな夢だった。いつも見る悪夢よりずっと………
「おはよー!」
…………ずっと、現実的だった。
最後までお読み頂き有難う御座いました。
この小説に出てくる主役は、終始語り部の男と、イツカという謎の少年になります。
語り部の男は見ての通り、地の底まで根暗で今までどうやって生きてきたかもわからない様な人物です。最初から、知らない少年に泣かされたりと、散々情けない姿を晒しています。
容姿、名前については今後出していこうと思います。
謎の少年については、本編で語り部の男が語った通り、結構な美少年設定です。行動や容姿からはまるで天使様の様だと思われていますが…実際はどうでしょうか。
後書きが長くなってしまいました。
まだ拙い文面ではありますが、この小説は連載予定となります。
次が、いつか、は未定ですが、また読んで頂ければ嬉しいです。