通学はチャリンコさ☆
──*──*── 自室
不思議に思いつつも、蚊取り線香の火を消し、充電している携帯電話の充電器のプラグをコンセントから引っこ抜く。
携帯電話を右手に持ち、左手で上蒲団をめくり、ベッドから出る。
机の上に予め置いておいた黒色のスパッツ,胸パッド付の白色のタンクトップ,白色の靴下,チェックのハンカチを手に取り、ハンガーに掛けていた制服(ブラウス,ブレザー,スカート)も手に持って部屋から出る。
──*──*── 廊下,階段
自室から出ると、昨夜に脱いだまま置きっぱのスリッパを履き、階段を降りて 一階へ下りた。
──*──*── 居間
充電器が付いたままの携帯電話,ハンカチをテーブルに置く。
椅子には制服のブレザーを掛けて、座る所には靴下を置いた。
──*──*── 洗面所
蓋をしている洗濯機の上に、制服のブラウス,スカートを置いた後、着ていたパジャマの上を脱ぎ、洗濯機の上に置く。
何時もの様に、石鹸ケースの蓋を開け、洗顔石鹸を手に取り、水に濡らしてから泡立てる。
洗顔石鹸を石鹸ケースへ戻し、顔全体を石鹸の泡で顔全体を洗う。
水で泡を洗い流し、タオル掛に掛けてある ふわっふわっのフェイスタオルで濡れた顔を優しく拭いた。
水で濡れた手を顔を拭いたフェイスタオルで拭き、石鹸ケースの蓋を閉める。
フェイスタオルをタオル掛に掛け直す。
簡単な洗顔を終えたら、UVホワイトゲルを必要な分量を手に取って塗る。
愛用しているUVホワイトゲルには、化粧水,乳液,美容液,クリーム,パック,UVカット,下地の 七つのスキンケアが 一度に済むから超~便利!!
値段は安くないけど、少しでも長く寝ていたい面倒臭がりな私には有り難い代物!
顔のスキンケアが済んだら、次は制服を着る番だ。
胸パッド付のタンクトップを着たら、パジャマの下を脱いで、洗濯機の上に置く。
長さが膝上までのスパッツを履いたら、ブラウスを着る。
スカートを履き、ファスナーを上げたら、次は髪だ。
鬱陶しくも長い髪を邪魔にならない様に黒ゴムで結び、お気に入りのシュシュで仕上げる。
鏡に映る自分を見て思うのは、相変わらずの爆発ヘアだという事。
今はもう、見慣れてしまったその髪型は、私のオリジナルだ。
──*──*── 居間
靴下を取り、椅子を引いたら、腰を下ろして椅子に座る。
靴下を履き、ハンカチをスカートのポケットの中に入れた。
──*──*── 台所
棚に置かれているアルミホイル,味塩コショウ,食パンの袋を手に取る。
袋を開けて中の食パンを 一枚皿の上に置く。
袋を閉めたら、棚に食パンの袋を戻したら、冷蔵庫を開け、マヨネーズを取り出した。
冷蔵庫を閉めて、蓋を取ったマヨネーズを逆さにして、食パンの上にマヨネーズを絞り出す。
マヨネーズの蓋を閉めたら、スプーンを取り、食パンの上のマヨネーズをスプーンで伸ばした。
冷蔵庫を開け、使わないマヨネーズを戻し、冷蔵庫を閉めたら、マヨネーズを伸ばした食パンの上に味塩コショウを振り掛ける。
アルミホイルを必要な分だけ切り取り、食パンを のせた。
トースターのプラグをコンセントに差し込み、トースターの蓋を開け、食パンをのせたアルミホイルを中に入れ、網の上に置く。
食パンを焼いている間に使い終った味塩コショウ,アルミホイルを棚へ戻し、スプーンは流台に置いた。
「チィン」と音がした後、トースターのプラグをコンセントから引き抜き、トースターの蓋を開け、アルミホイルごと取り出す。
焼き色の付いた食パンだけを皿の上に のせたら、アルミホイルは、トースターの網の上に のせ、トースターの蓋を閉めた。
皿を持って居間のテーブルへ運ぶ。
──*──*── 居間
引いた椅子の前に立ち、腰を下ろして椅子に座り、自分で用意した軽めの朝食を食べた。
テレビを付けて悠長に見ながら食べている時間は無い。
腰を上げて椅子から立つと食べ終えた食器を持ち、台所へ向かう。
──*──*── 台所
流台に皿を置くと、コップの中に水を入れ、口の中に水を含み、「クチュクチュ」と濯ぐ。
五回ほど繰返した後、居間に戻る。
──*──*── 居間
歯磨きガムを口に入れたら噛みながら、椅子に掛けてあるブレザーを着る。
充電器を携帯電話から外し、充電器を持って居間を出る。
──*──*── 廊下,階段
階段を上がり、二階の自室へ向かう。
──*──*── 自室
充電器を机の上に置き、鞄を手にも持ち、忘れ物は無いか確認する。
???
「あっ、借りた漫画を返さないといけなかったんだっけ!」
友達から借りていた漫画本を忘れず、鞄の中へ入れる。
漫画本は汚れたり、折り目が付かない様に紙袋に入れてある。
他に忘れ物は無いか再度 確認してから鞄のチャックを閉め、鞄を持って自室を出た。
──*──*── 居間
テーブルの上に置いてある携帯電話を持ち、家を出る。
──*──*── 外
何時も通りに学校へ向かう。
私は高校生で、高校までは自転車通学である。