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☀ テコゲー ~ 手の甲を集めて100万円 ~  作者: 雪*苺
三日目【 行動開始 】
21/25

ファミレスから出てみれば

主人公はモテキャラではありません。

モテている訳でもありません。

関西弁は主人公以外には犯罪的発言はしません。

主人公は関西弁に、からかわれているのです。



朝食を食べて、お腹一杯になった私達は、隠れ家に戻る為にファミレスを出た。


学校に行ってる筈の学生達が歩いているにも関わらず、誰も何も思わないのか、通行人の大人達に見向きもされない。


なんだか不思議な感じ。



重美

なんみんな知らん顔してるんだろうね? 学生が学校にも行かずに堂々と町中を歩いてるっていうのに……」


紫音

「えみりんは知らないんだな。ゲームが開始された昨日から学校は閉鎖になったんだ」


重美

「ええっ?! ゲームの為に学校が閉鎖!? なんでそんな事に?」


紫織

「対象者をゲームに参加させる為よ。小学校,大学は閉鎖してないわよ」


重美

「そうなの? 中高生にとって今って大事な時期だよね? なのに休校しちゃって大丈夫なの?」


克己

るかられるかの一大事に、暢気に学校で勉強なんかやっとれへんで」


重美

「そっか……それもそうだね? 手首切り落とされたら勉強どころじゃないもんね……」


紫音

「……まあ、それもあるかな? もっと大事なのは手首が無くなったらさ、えみりんと手も繋げなくなるって事だけど」


重美

「え?」


紫織

「そうよね~♪」



しのりん,しおりんが私の手を握って来た。


彼氏いない歴=年齢の私にはなんとも恥ずかしいシュチュエーション(?)だよ。



克己

「俺の許可なくの手、握るなや! だって嫌がっとるやろ!」


紫織

かつじゃないからいいのよ。かつが手を繋ぐと犯罪になるわよ。禁止よ、禁止!」


克己

なんで俺が禁止されなあかんねん! 犯罪になるかボケ!!」


重美

「んー……、セクハラとか痴漢に当たるんじゃないの?」


克己

「ちょっ、迄そんなこと言わんといてや! 俺、めっさへこむ──なんや?」



関西弁が言い終わらない内に、関西弁のスマホの着信が鳴った。

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