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☀ テコゲー ~ 手の甲を集めて100万円 ~  作者: 雪*苺
三日目【 行動開始 】
18/25

モンテン信者とはなんぞや?


◯ョイフルへ向かう道中(移動手段は徒歩だ)に、私は人数が足りない事に気付いた。


関西弁は『最低でも五人づつで行動を』と言っていた。


しおりんも『他の五人は〜』と言っていた。


私が隠れ家に入った時、中に居た人数は八人だった筈だ。


──そうなるとだ、一〇人居ないとおかしい事になる。


関西弁と私を入れずに八人だったのだから、一人足りないのだ。



重美

「ねぇ、もう一人はどうしたの? 私が此処に入って来た時、別に八人くらい居たと思うんだけど」


紫音

「ああ、ときの事か。彼奴は誰とも群れたがらないんだ。モンテン信者だしさ」


重美

「モンテン信者って??」


紫織

「〝モンスター・テンションズ〟ってゲームを知ってる?」


重美

「うん、一応は知ってる。男子が集まって遊んでるし、女子の話題にもなってるから。ゲーム雑誌でも見るし……、幅広い世代に爆発的人気のゲームだよね」


紫音

「そっ、同じ色のモンテンプレイヤーとしかつるみたくないんだとさ。それで俺達は〝モンテン信者〟って呼んでるんだ」


重美

「ふーん……。二人はさモンテンしないの?」


紫音

「しないね。俺はプレイするよりも作る方が好きだらね」


紫音

「プレイはオリがしてたよな」


紫織

「そうね。半月で止めちゃったけど」


重美

「えー、どうして止めちゃったの?」


紫織

「続けられなかったのよ。あたしの性格には合わなかったのね。データは残してあるわよ。えみりんはどうなの」


重美

「友達がしてるのを見てたくらいかな。グラフィックが綺麗だし、モンスターもカッコイイから見てて飽きないんだけど、プレイは一寸ちょっとね……。私はサクサク進めたい派だから、LV上げに時間を掛けたくなくて……、データを改竄チョンボして遊んじゃうんだよね」


紫音

「へぇ、えみりんは改造データ使うんだ。地道にコツコツする子だと思ったのに、以外だな」


重美

「お兄のお古だけどね」


紫織

「えみりんはモンテン信者になれないわね」


重美

「え? どうして?」


紫織

「モンテ──」


克己

「モンテン信者は改造データを使わんからや! 奴等は改造データを邪道として嫌っとるんや」


重美

「関西弁には聞いてないんですけど……」


克己

「『関西弁やない』って言っとるやろ。『かっちゃん』や。は特別やで」


重美

「(ウインクすなや。男のウインクって気持ち悪りぃ)

……、別に特別じゃなくていいよ。関西弁も私達と同年なの?」


克己

「そやで。とお揃やな。どや、俺とお揃の服を着へんか? ラブラブカップルに見えるで☆」


重美

「はぁ? 絶ってぇ嫌だし!! ざけんな!」


克己

「なんや、反抗期か? 全然恐ないで。ツンデレは寧ろ萌えやな。俺にデレデレしまくるか、ええな。萌えやな」


重美

「…………最低ぇ」

移動中に襲われる事を期待している読者さん、ごめんなさい(_ _)ペコリ

朝御飯を食べさせてあげたいので、道中で襲われたりしません。

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