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外出してみれば
お昼過ぎ、昼食を作るのも面倒だから、徒歩で行ける近所のコンビニへ出掛けた。
一寸奮発して買ってみた お弁当を持ってレジに並んでいたら、横から声を掛けられた。
「青の86番さんやろ」と。
全く知らない人──青色のキャップ帽を深々と被り、顔が見えない──が馴れ馴れしくもフレンドリーに声を掛けて来た。
「はぃ? 誰さんですか?
(やだ、この人、割り込みする気か?)」
全く知らない人
「白い手袋で番号を隠しとるんやろうけど、そんな事しても無駄な抵抗やで」
「……、顔を隠してる人に言われても……」
全く知らない人
「俺は青の103番や。アンタの仲間やで」
──と言われ、私は お弁当の入ったコンビニの袋を持ったまま、青の103番(自称)に成り行きで着いて行く事になった。
それにしても、生で関西弁を聞いたのは初めてだ。
関西弁なんて、お笑い番組とか某探偵アニメくらいでしか聞かないから、ちょっと新鮮に感じる。




