秋の詩
『おちば』
赤い葉の落ち葉
黄色い葉の落ち葉
茶色い葉の落ち葉
ひらひらと ふわふわと
思わせぶりに落ちて行く
かさかさと ぱりぱりと
冷たく音を立てて
赤 黄 茶
赤 黄 茶
おちばのきもちは?
わたしのきもちは?
赤 黄 茶
ひらひらと ふわふわと
かさかさと ぱりぱりと
いとおしく はかなげに
さびしく つめたく いぢわるに
まるであなたのやうに
『おーたむ』
秋が好き。落ち着くから。
秋が好き。涼しいから。
秋が好き。果物が美味しいから。
秋が好き。おしゃれの幅が広がるから。
秋が好き。夜は寒いから。
秋が好き。まだ自転車に乗れるから。
秋が好き。朝の布団があったかいから。
秋が好き。枯葉を踏む君が楽しそうだから。
秋が好き。君との距離が少し近くなるから。
秋が好き。君の好きな季節だから。
秋が好き。 君の名前だから。
ありがとうございました。私の大好きだった方々を想った詩です。
気に入ってくれたらうれしいです。