表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
暗闇のトンネルから異世界へ  作者: 犬のしっぽ
9/45

魔力と魔力量の測定

ようやくギルドに到着しても未だ休めない竜貴、ネルに魔力と魔力量を測定するからと言われ移動する。


水晶の様な棒を二本持って、これを握って下さいと言われ。



握ると、左手の方は色々な色が水晶を染める。

ネルはギョッとした表情をしたが、胸に手をやり落ち着かせるしぐさをした。

右手の水晶は黒く染まり数字が走って居る、しばらくしたら水晶は粉の様に崩れた。

ネルは「魔法は全種類、魔力は測定不能」つまり物凄く多いと言う事です。

そう言ってネルは腰を抜かして座り込んだ「リューキ、貴方何者ですか」と、聞くが。



竜貴はキョトンとした表情でネルを見つめ「俺はあちこち記憶が無いんです」。

「だから、魔法やら魔力やら言われても分かりません」。

そう言うと、ああそうでしたね申し訳ありません、興奮してしまいました。

でも、ジュケットさんは魔法師と言っていましたが、あれは嘘ですか。



「ワイバーンを倒して大した傷も無い」だから誤魔化す為に彼が嘘をついてくれたんです。

俺はこれを使って、ワイバーンとカウロックを倒したのですよ。

そう言って大型バックからM4を出した、テーブルにゴトッと置いた。

見た事も無いそれを「魔道具ですか」と、聞くのでとっさに多分そうですと言った。



ギルド長のレットの親父さんがやってきて「リューキ、これが金だ」と皮の小袋を、テーブルに置きながら。

M4を見て「魔道具か、初めて見る形だな」そう言いながらも手を出そうとはしない。

魔術師の魔道具だ、下手に手を出して事故でも起きたら大変だ、ネルも手を出すなよと去って行く。

ネルはその後ろ姿に「敏感なんだ鈍感なんだか臆病なのか用心深いのか」さっぱり分からない人です。

レットの親父さんを、そんな人物と批評を言うネルだった。



魔法の話をします、リューキは魔法全八種を持ち使えます。

火・水・風・雷・土・白魔法・黒魔法・無属性魔法となります。

魔力量はほぼ無限に有ると考えられます、何十年か何万人に一人いるか生まれるかの確率です。

「ふ~ん」と、さして興味の無い様なリューキの様子に、ネルは全身から力が抜ける思いだった。



「俺もう疲れちゃいました、ジュケットさんの家に行ってもう休みたいです」。

竜貴がそうネルさんにゴネ始めると、ネルに取って竜貴は子供にしか見えないらしく。

では明日から、魔法を思い出しましょうとギルドからジュケット共に送り出された。

やっぱ素人には辛いです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ