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草僧日記  作者: 乱義
6/17

側室

旅行先って不思議なこともよく出会います。

京都旅行


どこに行って良いのか分からないときは


その季節のスタンプラリーのお寺に行くと


学芸員のボランティアさんが案内してくれる


スタンプが溜まると喫茶店でお茶が飲めたり、お菓子屋さんで抹茶とお菓子が出たり

粗品が頂けたりと、ちょっと心をくすぐる特典がある



その中の比較的小さなお寺の門をくぐる


入場料を払い学芸員の人に連れられて説明を聞いて歩く


ふむふむ


先ずは血塗りの天井とかも案内されたが


まぁ何も感じないし


それよりも

歴史的有名日本画家の襖絵が多数有って、どれもとてもすばらしい


いやー拝観させて貰って良かった。


最後は普段は拝観できない特別拝観の間に通される



ん? 女性が2人たたずんでる

何か豪華な金襴のお着物を着てる感じが

頭に映像として出てくる


あーこれ目に見えない方だわ


血塗りの天井があるという事を考えても


武者とかならまだしも


尼寺でもないし


女性でしかも2人というのは不自然だな



こりゃいつもの居るような気がするやつ


幻覚かな

気のせいでしょ


と学芸員の説明を聞く


「このお寺は時の将軍の側室が父の菩提を弔うために建てたお寺です」


ふむふむ


「その後焼失しましたが、その時の将軍の正室が、建立の時の側室の妹だったので再建されたお寺です」


あー  そういうこと


姉は父の供養のためにお寺を建てて、燃えたら妹が再建したのね


説明に女性2人出てきちゃったよ


そっか 自分たちが建てたお寺への愛着かな、その心がまだ2人をここに置いてるのかな


そして訪れて手を合わせる人達を眺めながら微笑んでるんだろうな


きっと 菩薩か何かになってるのかもしれない


無い後ろ髪をちょっと引かれる感じを残しながら お寺を後にして


琥珀流しを食べに甘味処に向かうのであった。

へい タクシー 六角通りを寺町通り方向に進んでください

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