おいなりさん
旧家とか代々農家のお宅には御稲荷さんの祠がある。
毎日とは言わないが、最低でも汚い場所にはしない方が良い
今回はそんなお話
一件目は大きな自宅を整理して土地半分を建て売りで売却
半分で二世帯住宅を作ったのだが
奥さんが急死
法事で新築の家に行ったが
違和感
何かの流れが違う。。。
そう言えば小さな祠が敷地内にあったはずだが
意識で気配を追うと移動して他の場所に動かしたらしい
帰りに確認すると家の裏に移動していた。
まぁそれが原因かはわからないなぁ
と 思った
半年後旦那も奥さんの後を追うように急死。
おしどり夫婦ならこういうこともある。
だがやはり御稲荷さんが気になるので
さすがに今度は法事の後に御稲荷さんの回向を混ぜておいた。
2件目も
家を新築してニコニコしていたご夫婦
庭はDIYでコツコツやっていたが
庭先の御稲荷さんが資材置き場となっていて
気になっていた。
毎年の盆棚経に行く度に家が暗く湿気ってきてる雰囲気に
庭先の御稲荷さんも汚くゴミ置き場となっていた
気にしながら呼び鈴を鳴らし盆棚経に伺うと
奥様の足がかかとから先がない。。。
事故なのか病気なのかわからないが
うーむよろしくないなぁ
と思っていたら程なく奥様が亡くなる。
そして御稲荷さんの祠からは気配が消えていた
そこにはかつて稲荷大明神が住んでいた空き家だった。
吸い殻の入った缶が祠の前に放置されていた。
罰が当たったわけではない、守り神として守る力が弱まったり
無くなっただけだ。
最低でも汚く荒らすこと無く綺麗にして正月にしめ縄や御神酒を交換していれば
それだけで災いから守ってくくれている
だが汚したり信仰をおろそかにすると
守ってくれなくなりそしてそこに居なくなる。
人間は思った以上に神仏のご加護に守られて生きているのだ。
守りが薄くなるだけでいろんな災害に見舞われる可能性がある。
そんな お話
アナタの家にも小さな祠が汚くなって放置されていませんか