覚語
その時期、会う人の情報が頭に入ってくることが多くなった
情報と言ってもどうでも良い情報で
海の近くにおばぁちゃんがいて、そのおばぁちゃん子だったとか
死んだおじいちゃんが禿げていたとか
今お腹にもう一つの命がある
そんな情報が頭に浮かんできた
それが結構
「えっ何で知ってるの?」
という答えが多かった
でもそんなこと知っても意味は無い
まぁそんな話を巫女さんにメッセンジャーで相談してみた
「その力は人を救えるかも知れませんが、下手すると自分の心を壊しますよ」
つまりは、そのうち声は自分の脳が作り出した他の人格が話し始めて
最終的には分裂症になる危険が大きいと
悩むこともない
他人よりも自分。自分が大事だ
「自分が大事なので今後、何か知ろうとしたりしないで、入ってくる声には耳を貸さないことにします」
その場で彼女に宣言した
彼女の返事は
「そうですね」
だった。
そして
頭に浮かぶ事柄を無視してたら防御出来たらしく
聞こえなくなった
はずなのだが
疲れてたり病んでたりしたとき、防御が弱まるのか
これまた答え合わせしたいような事が頭に浮かぶ
そういう現象は自分の脳がいろんな過去の記憶を計算して
出した幻聴であり幻覚だと疑って基本的には無視する。
それでも2019年に、ふと頭に浮かんだのは
「来年のオリンピックは未曾有の災害で中止になる」
って話で
ないわー
と思っていた
万が一中止になるとしたら放射能濃度でも高くなって外国人選手のボイコットかなぁとか
考えたのだが、その自分の予想は間違ったが
結果はまぁ言わずと知れた何だかなぁである
2021にちゃんとやったのだから外れかもしれない
まぁ そんなことは有っても無くても我が人生に関わることでは無いから
気にしないつもりだが
結局
それでも こういう
密かな答え合わせは面白い
無視できない自分もいる
でもどちらかというと外れた方が安心しちゃうよ
でも 不思議なお話はまだ続く