世界で一般的な私刑モブジャスティスの世界へようこそ
今作品は、身近な国では中国インドでもある世界一般の私刑ことモブ・ジャスティス!の紹介を、わたくしことふりがながします。
テキストと一緒にMob Justiceを検索し、画像や動画を使用すると再現感が増します。※内容は平たく言ってグロ、自己責任でお願いします
あなたの住んでいる国が、財政危機で、いくつかの街では行政及び警察を維持出来なくなりました。
そのいくつかの街には、あなたの住んでいる街が含まれています。
治安は日々悪くなり、あなたの街にはこれを機にと、警察の機能している街から、機能してない街へと、犯罪者が集まるようになりました。
そこで、あなたと付近の住人は、家や妻子を守るために自警団を結成することになりました。
「ヒャッハー!水と食糧をよこせぇ!!」
犯罪者達は、警察が機能を失った事を知っているので、やりたい放題です。
こうなると、治安は悪化の一途を辿り、時にはあなたの街で放火もするようになりました。
犯罪というのは、放置すればやがて過激化するものなのです。
「……外道が、命をもって罪を償え」指関節パキパキ
「知らねえなぁ!お前一人で俺に楯突くのかぁ?!」
「誰が俺一人だと言った?みんな集まってくれ!」ジャーンジャーン
「「「おう!待たせたな!!」」」
「げぇっ、お前達は……自警団!」
さて、こんなやりとりがあるかどうかはさておき、あなたたち自警団は、さっそく一人の窃盗犯を捕まえました。
警察の機能を失ったこの街で、窃盗犯をどのように扱えばいいのでしょうか?
「た、助けてくれぇ!俺は物を盗んだだけだぁ!」
「ルールの無くなった世界で好き勝手出来るようになったのは、お前達だけじゃねえ、みんな!やるぞ!!」
「「「Mob……Justice!!!」」」
「ジジジンケンー!!!」
はい、グロ画像をご一緒にどうぞ
さて、他の並行世界のあなたの国は、汚職に塗れていました。
その国は賄賂で何もかもが決まるのです。
政治家は賄賂で動き、警察は賄賂で動き、裁判官は賄賂で動き、刑務所だって賄賂次第です。
あなたの街では、力のある犯罪者が、賄賂でやりたい放題をしていました。
それに対して、あなたの街の住人は、治安の全てを警察に任せないで、軽い刑で済んでしまう犯罪者や簡単に出て来てしまう犯罪者を、自分達で処理するよう取り組みをしています。
「ヘヘッ、あの女最後まで泣き叫んでやがったが、あそこは良い具合だったぜ」
「うちの娘を強姦暴行をしたのは貴様だな?……外道が、命をもって償え」指関節パキパキ
「なぁんだお前?俺の親父は偉いんだぞ!警察に捕まえられたいのか!」
「みんな!強姦魔はここだ!」ジャーンジャーン
「「「おう!待たせたな!」」」
「お、お前達モブの癖に俺に楯突くのかー!」
汚職に対抗する手段はなく、警察に任せれば、きっとこの犯罪者は罰せられないまま外に出て来てしまいます。
あなたに取れる手段はそう多くはありません。
どうするべきでしょうか?
「お、俺の親父は、偉いんだーー!!!」
「ルールを作れるのはお前の親父だけじゃねぇ、ここでは住人の俺たちこそがルールだ。みんな!やるぞ!!!」
「「「Mob……Justice!!!」」」
「助けてママーー!!」
はい、グロ画像を一緒にどうぞ
さて、これまた並行世界のあなたの国では、警察は一部の重犯罪に対して無力です。
この国では、重火器を持つ犯罪者集団が強力過ぎて、警察では手出し出来ず、犯罪者集団は政治まで口を出して来ています。
そこで、あなたと街の人は犯罪者集団の仲間入りをする事にしました。
そうして、生活に関わる最低限の治安だけは守るようにしたのです。
「ヘヘッあの野郎、調子乗りやがって!ぶっ殺してやったぜ!」
「裕太を殺したのはお前だな?……この外道が、命をもって償え」
「みんな殺しくらいやってるじゃねえか!俺だけが特別じゃねぇ!くそ!お前も殺ってやる!」
「出来るかな?みんな!裕太をやった奴がここに居るぞ!」ジャーンジャーン
「「「おう!待たせたな!」」」
「げぇっ、マフィアの連中!」
「「「俺たちはなぁ、正義マンだ」」」
如何に警察が腰を抜かしてようと、最低限の生活に関わる治安はは守らなければなりません。
あなたたちはマフィアになってでも、マフィアの権益以外の治安を明確にし、街を守る事にしたのです。
「お前たちも犯罪者集団のくせにー!!」
「俺たちは理由もなく罪の無い奴を殺したりはしない。お前は俺たちにとっての罪を犯した。みんな!やるぞ!」
「「「Mob Justice!!!」」」
「オウホウケイってナンダー!!!」
はい、グロ画像をどうぞ
Mob Justiceとは直訳すると、群衆または暴徒による正義です。
本作品では、言葉としては使い方が変ですが、その背景はわかりやすかったのではないでしょうか?
Mob Justiceによる制裁は本作品のように必ずしも、対象を死に至らしめる訳ではありません。
少なくとも未遂なら、それで死に至るかどうかは解りませんがリンチで済む事が多いでしょう。
背景にはきちんと理由があり、私たち日本人の私刑の一般認識とはかけ離れているかもしれませんが、世界的に私刑と言えばMob Justiceが一般的です。
一言に私刑と言っても、我々日本人からすると実例が全く解らず、抽象化出来ない人も多く居るようです。
交通事故による過失でもMob Justiceの対象になるようですから、これも私たちの罪の一般認識とはかけ離れていますよね。
私たちの罪の一般認識とは、その多くが法治における罪だからです。
また、倫理的な罪は別物だと皆さん習ったことはないと思いますが、倫理的な罪と刑事罰における罪は別の物です。
今は習うんですかね?倫理観における罪と刑事罰の違いを。
クレイジージャーニーの丸山ゴンザレスさんの出る番組では、行政の届かない住人自治では、Mob Justiceが必然的に必要不可欠な治安装置になる事を示唆しています。
どんな形であれ、司法制度は必要になるのですから、当然と言えば当然のことなのですが、当作品をご覧になって皆さんどう思ったでしょうか?
因みに、私は当作品を書いていて、良くある勧善懲悪物だなあとしか思いませんでした。
しかし、画像や動画を一緒に見るとその内容は一気にショッキングになりますよね。
今回は、画像や動画だけで偏見を持たれるMob Justiceが、本来は特別ではないという背景も描かせていただきました。
将来皆さんの住む街で、こんな日が来ないとも限らないのです。
考えてみると治安って大事ですよね。