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魔法工学はどこまでも行く  作者: キーくん
序章【魔法が使えない少年】
9/13

そしてその“少女”は

 リィン=アイレリオとレディアス=ドレイクが巨大な“山”と死闘を繰り広げていた時、 その少女は別のものへと興味を示していた。


そして、 この巨大な“山”がリィンによって切り裂かれたときにその『興味』を示した“物”が現れた。


「ぐっ……く、そッ……あの人間!! なんて『魔法』使いやがるんだ!! 山を二つに切り裂くことができるなんて聞いてないぞ!!」


それは“山”を『操っていた』Bランクの魔物で、小さい悪魔のような形をしていた。


この魔物、本来なら“山”など操ることができない。


「王から授かったこの力……ッ、 これさえあればまだ何度でも復活できる!!」


だから、


その魔物は油断していた、 『あいつらは“山”が本体だと思っている、 このまま逃げてしまえばバレることはない』、 そう思っていた。



しかし、



―ガシッ。


誰かに、 捕まれた。

そして、 その魔物は“誰か”を見ることなく、


「あ゛、が?ら???げッ…」


頭の中に『何か』を流し込まれるのを感じながら、 自我を、 崩壊させていく。



その“誰か”は魔物の体を踏みつけて、 地面に埋め込んだ。



「ごめんね、 でも、“ 邪魔”だからさ」


その表情は何を思っているのか読み取れない、 なにも感じていないのかもしれない。


そして……その“少女”は仲間の元へと戻って行く。



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