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俺だけ無能な最強旅パーティ、今日も気ままに放浪中   作者: An
第一章 【???】 出発編
1/50

プロローグ:起床

記憶喪失×冒険×成長といったものです。

ぜひ読んでってください。

目が覚めたとき、俺は知らない草原に寝転がっていた。

名前も、昨日のことも思い出せない。


……いや、違う。

思い出せないのは「記憶」だけで、頭の中には知らない場所の知識だけがある。

ここではない、どこかの場所の記憶。


「は……? 俺、誰だっけ……?」


頭はガンガンに痛み、視界はかすむ。

遠くには、小さな町のような影が見える。

歩けば一時間もかからない距離だろう。


わけも分からないまま、俺はふらふらと町を目指した。

腹は減っているし、金もなければ身分証もない。

もしかすると、怪しまれて即逮捕とかあるんじゃないか?


そう思った矢先、門番らしき男に止められた。


「身元を証明できるものはあるか?」


……ないに決まってんだろ。俺が一番知りたいんだわそれ。


門番は無言で、手のひらサイズの濁った水晶を取り出した。


「俺の言うことを復唱しろ。

 『自分は一連の事件とは無関係だ』とな」


……うそ発見器かよ。

とりあえず言われたとおりに復唱する。


「……嘘はついてないようだな。ようこそ、サウジアへ」


よかった。初日で犯罪者コースは回避らしい。

読んでくださってありがとうございます。

感想等々、お待ちしております


ここで設定を語るのもなんですが、補足させていただきます。

主人公は異世界にいますが、別の場所『現代』の知識も持っています

ただ、それがどこで得たのかも本人はわかっていません。

そのため、『異世界』という概念自体を認識していません。

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