落ち葉焚き
日毎、煙草の本数が増えてゆく
隣で黙りこくる僕と騒がしい換気扇
生活があなたから剥がれ落ち
深く丁寧に沈む日の朝焼け
枯れ木のような抜け殻残して
ぼーぼー ぱちぱち
ぼーぼー ぱちぱち
ぼーぼー ぱちぱち
ぼーぼー ぱちぱち
煙の昇る先にはどんな花が咲くのだろう
雲のようにふわふわしたものだろうか
虹のように儚い光のようなものだろうか
それとも、僕の肺につけられた
引っ掻き傷のようなものだろうか
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