4話
シグ「エマ6位以内に名前が出なかったってことはまさかの5位以内か?」
エマ「どうだろう?それだったら嬉しいわ」
『5位クルーニー!総額2億6000万!4位シグ!総額3億2000万!』
エマ「凄いじゃない!4位だってよ!」
シグ「資産でだいぶ助かったのか…?信じられん」
『3位アーロン!総額3億2500万!』
エマ「500万なのね…だと早めにつけば2位とかもあったかもね」
シグ「こればかりはしょうがない…」
『2位エマ!総額3億5000万!』
シグ「なかなかだな」
エマ「さすがに1位にはなれなかったかな…」
『堂々の1位に輝いたのは…』
シグ「誰だろうな…」
エマ「少なくとも知らない人だよね」
『ソウジー!5億3000万!圧倒的!圧倒的大差での勝利です!』
シグ「一位ゴールでも無理だな」
エマ「とんでもなく豪運だったんでしょうね」
シグ「でもまぁ、お互い様5位以内に入れたってことで」
エマ「そうね」
『上位10名様は称号と賞金が出まーす!もちろん!ゴール上位50名様にも少しばかり賞金が出ます!』
シグ「エマ今回総額は一番なんじゃない?」
エマ「どうなんだろう?でももらえる金額なんてたかが知れてるだろうからさ」
シグ「このあとはどうする?」
エマ「戻ってみて面白いゲームがあればやってみようかなってくらい。初日に全部出るわけじゃないだろうしね」
シグ「そうだね。それじゃ戻ろうか」
エマ「その前に友達追加してもいい?」
シグ「喜んで」
―
シグ「あ、入金された」
エマ「私も」
シグ「え?桁おかしくないか?」
エマ「ええ…これは明らかにおかしいわ」
シグ「楽しませてもらっただけで10万だなんて」
エマ「私だって20万入ったの…これやばくない…?」