21話
シグ「あれ、もうノアいる」
メッセージを送る。
「やっほ」
シグ「あれ?ノア?」
「ノアだけどノアじゃない」
シグ「…エマ?」
エマ「大正解!」
シグ「あれ?ノアは?」
エマ「今日はお休みだから」
シグ「あ、そうなんだ…やるって話してたけど」
エマ「そう…急だったからしょうがないんじゃないかな」
シグ「ノアから聞いている?」
エマ「ガン&ブレードだっけ?」
シグ「そう、いけそう?」
エマ「ブレードで」
シグ「オッケー。じゃあ僕はガンで」
―
エマ「楽しい〜!」
シグ「よく違う体で慣れるね」
エマ「練習はしてたからね」
シグ「ああ…だから先に居たんだ」
エマ「そういうことっ!」
なんの躊躇いもなく蛇の頭を一刀両断する。
シグ「女性って爬虫類苦手なイメージがあったけど」
エマ「意外と好きな人多いと思うよ」
シグ「好きなのに全力で切り掛かるのも」
エマ「私が好きとは言ってないけどねっ」
シグ「確かにっ」
ヘッドショットをすればいい点数になる。
エマ「そっちこそ、迷いなく頭撃ち抜いているけど、本当に慣れているのね」
シグ「3年くらいやってたからね」
エマ「これなら高ランクを叩き出せそうね」
シグ「2面までは余裕なんだよね。3面からかなり難しくなるんだよね」
エマ「2面でやられたみたいだけど」
シグ「慣れないからね。1面クリアしただけで凄い方だとは思うけど」
エマ「元々これって1人用なんだってね」




