2話
シグ「最初のゲームは…ボードゲームでもするか!」
パーティールームに入る。
10分後に同時進行のボードゲームが始まる。
全1000マス、100ターンでサイコロの出目分進める。
100ターン後に持っている財産、と所持金で決まる。
同時進行は1000人まで。時間は3時間。
全員の言葉は同時通訳される。
どうやら、この綺麗な人はドイツ人らしい。
「こんにちは。日本人のようね」
シグ「シグって言います。よろしく」
「私はエマ。よろしく」
シグ「よろしく。エマさんはなんでこのゲームを?」
エマ「純粋に楽しそうだったから。それだけ」
シグ「お互いに干渉する時もあるらしいんでその時はお手柔らかに」
エマ「そうね、一緒に頑張りましょう」
『紳士淑女からお子さんまでようこそいらっしゃいました!』
急にモニターに映し出された。
『これよりボードゲームが始まります!現在990名が居られますが、先着順にも賞金が出て、全金額が多い人にも賞金
が出ますー!』
シグ「へぇ…なんかすごいな」
エマ「いきなり1000人は集まらなかったのかな」
『おおっと今ちょうど1000人になったので第一回のボードゲーム杯は締め切りまーす!』
エマ「ギリギリセーフってことね」
シグ「始まって30分経ってないからね」
『それではルールの説明です!』
目の前にウィンドウが表れる。
『全部読み切れたらO Kの文字をタップしてくださーい!』
シグ「特に変わったところはないかな…」
エマ「へぇ…一応少しはお金が出るみたいね」
シグ「今回は50位までか」
エマ「鬼門ね。でも楽しそう」
2人ともOKのところを押す。
『よし、全員の確認が終わったみたいだ!それじゃ楽しんでくれよなー!』
シグ「頑張ろう」
エマ「お互いにね」
みんなの身体がステージへ転送されていく。