表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
TRPG冒険狂時代   作者: @篩獅師(ふるいしし/shi_shi)
第4章 冒険舞台の裏表 ~FFシリーズ~

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

90/232

【閑話休題 ~設定資料集 タイタン(概要編) その3】

 そんな生きるのに過酷な世界が、他の外国人作者及び日本人作者によるゲームブックにも多かったです。やはり危険と隣り合わせじゃないと、冒険とは言えないのです。


 でも四十年近くが過ぎて(2023年現在)、アニメにしても、ラノベ・コミックにしても、主人公たち、特に人間さんなんて、滅茶苦茶強くなっちゃいましたね。いわゆる『無双』です。

当たり前に大技を繰り広げたり、ド派手(なんて言葉、正に昭和ですね)な魔法を使っちゃったり。今や両方が可能な魔法戦士ばかりですからね。

 むしろ人間たちが幅を利かせて支配する世界になってしまいました。


 はっきり言って、お洒落になったなって感じなのです。コスチュームなんて特にそうですし、清潔感が溢れています。

 昔の世界がガチのサバイバルならば、現在の世界はアミューズメント施設に近くなっているんじゃないかって。ゲームブック世代の私はそう感じています。


 逆に言えば、こうした世界観の剣と魔法の冒険ファンタジーって、今は誰も書いていないんじゃないかなって思います。いるのかも知れませんが、今の主流とは大きく外れていますので、埋もれているのかも。

 むしろ昔の世界の仕様を使って書く人は、やりかた次第で新たなチャンスが巡ってくるでしょう。同じものばかりの『異世界冒険ファンタジー』にくさびを打ち込むのなら、無いことをやるべきなのです。

 昭和時代の設定ですし、これから作家を目指す若者たちが生まれるずっと前のものですから、その世代は誰も知りません。

 もちろんパクリは駄目ですけれど、参考にしてみるとまったく違ったものが書けるのではないでしょうかね。そんな気がします。


 最後はだいぶ話がそれてしまいました。概要編でも何でもなく、ただのエッセイですね。

 もう一度書きますが、『タイタン』は再発売されています。 

 温故知新と申しますが、興味のある方は是非、手に取ってみてください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ