FFシリーズ ~死のワナの地下迷宮~ その3
そんなこんなで、いよいよダンジョン攻略へ足を踏み入れるわけですが、終始典型的なダンジョン・アドベンチャーが展開されます。当たり前です。タイトルに『地下迷宮』と入っていて、それ以外だったら違いますからね。
ただ従来のダンジョン・アドベンチャーと違うのは、これが競技であるということ。目的は悪者の討伐でもなく、宝物の略奪でもなく、依頼の遂行でもなく、迷宮探検競技の優勝者になることです。
栄誉が目的と、これまでのFFシリーズには無かった冒険の目的が設定されています。
またダンジョン内では競い合うライバル(時には敵、時には仲間)の存在であったり、チャレンジャーにゆさぶりをかける審判員の存在であったり、これまでとは一味も二味も違った工夫がなされています。
もちろん謎解きや命を奪うべく危険なワナ、そしてモンスターと命がけのバトルも展開します。やはりダンジョンはこうでなくちゃですね。
安心安全なダンジョン・アドベンチャーなんて、それこそただのアトラクションにしか過ぎません。
そしてこの迷宮を潜り抜け、ゴールするためにはどうすれば良いか? 実はスタートの時点で何も明かされていません。
単に一番早く生きてゴールまでたどり着ければ、それで優勝なのでしょうか?
いやいや。そんな単純なゲームであるわけがありません。何のために危険と隣り合わせになっているのか、ちゃんと意味があるわけです。
途中でこの迷宮から脱出するためのヒントが得られるのですけれど、ネタバレになりますからここには書きません。自力で遊びながら見つけてください(再発版も同じだと思いますので)。
強いて言えば、何かアイテムを見かけたら、取り敢えずゲットしておきましょうということです。その中にはワナも仕掛けられていて、負傷することもあるでしょうけど、その程度の痛みは我慢しましょう。
まあ、死んじゃったら、それは運が無かったということで、スタートからやり直してください。