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TRPG冒険狂時代   作者: @篩獅師(ふるいしし/shi_shi)
第3章 TRPGグループ活動の時代

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TRPGグループ活動の時代 #25 【大学生になり、少しずつそれぞれの方向へ】

 さて月が変わって新学期。4月からはそれぞれが進学・就職をし、新たな一歩を踏み出しました。

 私も普通の私立大学(今の時代ではFランクなどと揶揄されているのはとても残念ですが、素敵な大学だと思っています)に通うことになりました。

 既に受験生用の『赤本』(30年前の1992年頃はお値段が1,280円でしたが、今は随分値上げになっていました)には、どんなサークルがあるのか、ちょっとした情報が載っていました。そこにSLG研究会みたいな感じのサークルがあって、ひょっとしたらと思ったのです。

 新入生対象のそんな説明イベントがあったので、ちょっとだけ話を聞いたのですけれど、結局入りませんでした。

 けど今に思えば、やっぱり入っておけば良かったと思っています。後悔の一つです。

 結局大学時代は何にも所属しませんでした。


 また他のメンバーたちもそれぞれの生活を送るようになり、これまで以上に都合がつかなくなってきました。

 当時はスマホやSNSなどがなかったので、相変わらず電話くらいしかなく、連絡が大変でした。メールが一般的になるのはあと数年待たなければなりませんでした。

 

 現在はコロナ禍の結果、遠隔でのやり取りが当たり前になりました。スマホがあれば出来ますし、タブレットPCやノートPCにはカメラが常設されていますから、その気になればどこにいてもTRPGなどが可能です。

 まあ、時間の都合がつくかどうかは、また別の話になりますけど。

 こうした通信手段はこの30年ほどの間に、革命的に発展したと思います。


 さて入学してから最初のGW、数日程度集まってプレイしたことは覚えていますが、その後のことはとても印象が薄いのです。多分みんなアルバイトを始めたり、勉強が忙しくなったり。私も大学の授業についていくので必死でした。


 特にGM1号は大学でも仲間を見つけたようで、段々とそちらがメインになって行きました。シナリオライターが離れていくというのは、グループとしてはかなり痛手でした。


 それでもたまに集まって断続的にプレイしていましたけれど、どれも中途半端だったろうと思います。もはや回し読みのリプレイすら私は作らなくなりました。

 自分にとっても、下手くそな執筆(当時はノートにぐちゃぐちゃ書いていた)の方が楽しくなっていたのです。どれも完成にはいたりませんでしたが、とても楽しかったですし、今になって当時のアイディアが時々ポツポツと紛れ込んでいる感じがしています。

 コロナ禍の影響で、これまであまり積極的でなかった遠隔会議が当たり前になりました。今後もこれが続くでしょう。

 その影響もあって、私も何度か会社の会議や他社との打ち合わせに駆り出されました。普段はそうした要員ではなく、隅っこで静かに作業をする仕事なのですが、超人手不足ともあって、取り敢えず会社の人間として顔を出しておけと。ホント、いい迷惑でした(笑)。


 プライベートとしては一切行ったことはありません。ノートPCも持っているので、その設定だけはしていますけど、時間を取られるのが嫌なんですよね。そもそも電話も嫌いですし。LINEも面倒だから、滅多にかかわらないですし。

 用事があるなら、メールに書いて送っておいてと。あとで返事するからと。

 今でもそんなタイプです。

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