TRPGグループ活動の時代 #16 【当時のテープを調べると】
ここで現存するテープを少し調べてみました。
その過程での話になりますが、全く覚えていないプレイのテープも、何本か発見されました。現在(2022年)から三十年ほど昔のことになるため、記憶もどこか怪しくなっているのでしょう。
多分一度も聞き返したことのないテープだろうと思います。
また次の話に関するテープを確認したところ、『91年夏ごろ』という曖昧な記載だけがされていました。明確な日付がわからなかったので、後付で自分が書いたのだろうと思います。
そうなると、多分7月から8月にかけての夏休み頃でしょう。もしかしたら、期末試験後から終業式までの間かも知れません、
誰かがまた、新しいリプレイを作ろうと提案でもしたのでしょう。
一方、最初のリプレイとなったシリーズは、6月くらいまで続いたものと思われます。何度か集まった覚えがうっすらと残っています。
その都度、カセットテープに録音されていましたが、早々ととん挫していました。カセットテープの物量だけが増え続け、入力の方が全く追いつかなくなってしまったのです。
そんなこともあって、誰も何も言わず、そのまま自然消滅してしまいました。なので最初のリプレイは4話分で未完のままおしまいとなりました。
ただしばらく後になってからですが、自分の手元に残っているテープを聞き返して、可能な範囲で書き起こし、原稿化しました。
ですがその殆どが断片的なものでして、どんな話の始まりだったとか、どんな展開があとに続いていたのか、さっぱりわかりませんでした。
それでも一つだけ、最初から最後まで綺麗に残っていた話があったので、それは印刷して、みんなに回し読みして貰った覚えがあります。最後に次回予告までされていましたが、その話もプレイしたのか、どうなのかは全くわかりません。
今更ながらの話になりますが、リプレイを作る時、最初からプレイする話の数を決め、それだけに集中した方がいいのだと思います。
実際、たった1話を起こすのさえ大変ですから、最大でも3話程度だろうと私は考えます。
そして、プレイはそこで完結。ダラダラと続けると、途中で嫌になります。
そんなことを、当時の自分たちに言ってやりたいと思いました。
因みにこの時期(1991年)、私は高校二年生で、予備校の夏期講習で都内の方に何度か行っていました。
予備校から近かったので、帰りに渋谷や新宿などに寄り道することもありました。
特に新宿ですが、今の華やかさとは違い、当時は工事中でした。仮囲いの壁があっちこっちにあったことを覚えています。
歩いたルートから考えると、恐らくその後、現在の新宿高島屋になったんじゃないかなと。
因みに新宿に向かう途中、当時のホビージャパン社を見つけました。現在の住所もその辺りですが、果たして同じ場所かどうかはわかりません。




