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TRPG冒険狂時代   作者: @篩獅師(ふるいしし/shi_shi)
第3章 TRPGグループ活動の時代

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TRPGグループ活動の時代 #07 【こだわりのダイス】

 グループ活動中、みんながこだわったのがダイスですね。殆どが『ソードワールドRPG』だったにも関わらず、六面体以外のダイスを揃えていました。コレクションですね。

 それぞれ自分だけのこだわりの色に統一していました。イメージカラーなんて、何だかアイドルみたいですね。

 私はグリーンでした。緑色が昔から好きだったからです。その割には、緑色の服を着たり、緑色の何かを集めたりってことは、殆どありませんけど。


 書泉ブックマートで、各種揃えました。四面体、六面体、八面体、十面体、十二面体、二十面体、三十面体。

 捨てていないので、机の引き出しとかにあるはずです。


 あとは当時、富士見書房から色々と出ていた資料集的な文庫本や、リプレイ本など、近所の本屋さんに在庫がないものを、探しに行ったりしていました。今であればネット通販で簡単に手に入りますけれど、当時は時間が掛かり過ぎました。

 それらは今も本棚に並んでいます。当時、多分細かく読まなかったと思いますので、今更ながら読んでみるのも面白いかも知れません。

  

 神保町までは往復の交通費だけで当時も1,000円以上かかったのですけれど、それでもここに探しに来るのは楽しみの一つでした。やっぱり本好きの聖地ですから。


 グループ活動を終えるまで、みんなで行ったのはそんなに多くなかったかも知れません。それでも十代の思い出として、今もしっかり残っています。


 初めてみんなで神保町に行った後は、しばらく記憶が途切れています。夏休みを挟みましたけれど、その時に集まったのかどうかも覚えていません。もう三十年以上も昔の話ですから、全部が曖昧です。


 ただその年(1990年)の秋ごろに『ロードス島戦記RPG』をやっていた記憶があります。

 継続して一つの物語(多分誰かのオリジナルだと思う)をプレイしていた覚えがあるので、逆算すると夏休み頃から始めていたのではと。

 録音もしていたような気がしますが、手元にテープがないので、ここも曖昧です。

 今に思えば、テープを一元管理すればよかったなと、ちょっと後悔しています。

 一度だけ、神保町の三省堂書店でバッタリとメンバーの一人と出くわしたことがあります。大学生くらいじゃないなと思いますが、たまたま神保町に来ていたようで、お互いに驚きました。

 自分は用事のついでに立ち寄っただけなので、軽くお喋りした程度で別れました。


 グループの中では、このメンバーが一番の読書家で、TRPGや当時のファンタジー小説、資料本などの収集家だったと思います。私よりも多かったんじゃいかな・・・。


 その彼が、(恐らく)神保町の書泉で貰って来たポケットカレンダーを私にくれたことがありました。お互いに好きだったコミックのもので、私の分を貰ってきてくれたのです。

 それが切っ掛けとして、ポケットカレンダーの収集が始まりました。その時ふと、これから集めてみようという気持ちになったのです。1994年の年末のこと(1995年のカレンダーだった)でした。


 現在ではリーフレットやイラストカードなど、書店や購入特典でいただけるそうしたもののコレクターになっています。

 

 三十歳になる頃まで連絡が取れましたが、別の友人を通じて最後に連絡が取れた時、仕事でとても疲れた様子とのことで、気になっていました。

 その後、ご実家は残されている(ご両親も健在っぽい)ものの、お部屋がいつも閉じられて、ひっそりとしているので、今もどうなったか気になっています。

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