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TRPG冒険狂時代   作者: @篩獅師(ふるいしし/shi_shi)
第3章 TRPGグループ活動の時代
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TRPGグループ活動の時代 #05 【今度こそ、本格的にTRPG活動開始】

 半ばあきらめかけていましたが、物事は突然動き出しました。

 中学校時代の友人から電話が掛かってきたのは、多分GWの少し前だったと思います。GWに集まったという事実だけが記憶にあるからです。


 そのGWで何をどれくらいプレイしたかわかりません。多分一日しか時間は取れなかったと思います(よそ様のお家に何にも連続でお邪魔するわけにはいかないのです)が、『ソードワールドRPG』か『ロードス島戦記RPG』のどちらかだったと思います。

 高校一年生の間は、時折『ロードス島戦記RPG』を行っていました。みんな小説は読んでいましたし、その世界観を少しでも体感したいというのは、私の中にもありました。

 高校二年生以降は『ソードワールドRPG』オンリーになりました。


 他のTRPGはルールブックなどは購入したものの、結局一度も使われることもありませんでした。

 そうやって買った未使用のルールブックが、今も私の本棚に何種類か並んでいます。現在もコレクションの一部にしかなっていません。

 メンバーによっては、買う人と買わない人がいて、足並みが揃わなかったのもあるのではと思います。

 『ソードワールドRPG』や『ロードス島戦記RPG』を軸としつつも、そこから各自が持つ興味の方向性が違っていたのでしょうね。


 さてこのGWに集まったとき、顔ぶれを見て驚きました。春先に比べてメンバーが半分に減っていたのです。五人体制になっていました。

 こうなった理由ははっきりとわかりませんが、少なくともこの五人が全員同じ小学校出身であり、比較的家が近所同士であったからじゃないかと。

 結果的に小回りの利く体制になり、その後の活動はしやすくなったのだと、今では思っています。

 

 ですが5人ですとGM+プレイヤー4人ですから、ゲームとしてはギリギリのラインでした。基本的にNPCは使わなかったので、毎回戦力的にはきついものでした。

 

 ただ自然と個々に役割分担(戦士とか魔法使いとか)が発生しましたし、『ソードワールドRPG』に方向性が定まったのも、一人のキャラクターが複数の職業的能力を持つことが出来たことが、大きな理由だったのだろうと思います。


 90年代前半、現在のKADOKAWA系列では、色々と書籍タイプのTRPGが発売されました。

 全部を手に入れたわけではありませんが、私の手元に残っているのは『クリスタニアRPG』(角川書店)、『ドラゴンハーフRPG』(富士見書房)、『ガープス』(角川書店)、『MAGIUS』(富士見書房)、『モンスターメーカーRPG』(富士見書房)、文庫サイズの『D&D』(新和から版権が移動し、後発のメディアワークスから発売された)が主なところでしょうかね。


 年代はもう少し後のものもありますが、90年代は次々発売されたものの、グループで行われることは一切ありませんでした。

 今はコレクションとして、これらは書棚に並んでいます。


 少し目を通したりもしましたけれど、ルールを理解するに至りませんでした。そもそも『ソードワールドRPG』ですら、プレイをしながら覚えたようなものですからね。

 これらの中で一番難しいと感じたのが『ガープス』(角川書店)。米国のTRPGで、色々な世界観のゲームに使える汎用だったと思いますが、細かすぎてわからないという印象があります。


 汎用と言えば『MAGIUS』もそんな位置づけだったと思います。色々な世界観への展開がありましたし、多分『ドラゴンマガジン』でも取り上げられていたはずですけれど、思ったよりも伸びなかったみたいですね。

 21世紀を待たずに殆ど消えてしまったのかも知れません。

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